アワーズGHが休刊「悪役令嬢転生おじさん」などは新Webサイト・Y-OURsに移籍して継続
アワーズGH2026年1月号
アワーズGH（少年画報社）が、本日11月17日発売の2026年1月号をもって休刊。上山道郎「悪役令嬢転生おじさん」をはじめとする連載作品は、新たに立ち上がる新Webマンガサイト・COMIC Y-OURsへと移籍する。
アワーズGHは2006年10月に月刊ヤングキングとして始動。2013年8月にリニューアルし、現在の誌名となった。編集部のコメントでは休刊を“紙媒体からの卒業”と位置づけ、「今回の休刊は連載作品が中断する事なく、新たなステージで継続できる。その点だけでも前向きな意味で受け止めています」「2026年1月にサービスを開始する少年画報社が本気で作ったブラウザサイト『Y-OURs』にご期待ください！」と、新たなステージでの展開に意欲を見せた。
その言葉通りと言うべきか、最終号となる今号でも小桜池なつみ「Cherry×Cherry」、こあらゆかり「マジカル☆エージェント」という新連載2本がスタート。伊丹澄一と新居さとしのタッグによる読み切り「行け！オカルト研究部！」も掲載されている。田中ほさな「女神の子」は最終回を迎えた。
COMIC Y-OURsは2026年1月13日にオープン予定。毎週火曜日と金曜日に更新される。
お知らせ
紙媒体からの卒業のお知らせ
平素よりアワーズGHをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
今月号の表紙などでもお伝えしておりますが、
この度アワーズGHは紙媒体での刊行を終了し、
連載作品はこれから立ち上がる
電子サイト「Y-OURs（ユアーズ）」へ移籍していただく事となりました。
平たく言えば「休刊」です。
2006年に「月刊ヤングキング」として創刊し、
2013年から現在の「アワーズGH」としてリニューアル、
以降12年間 膨大な作品数を作家の皆様から執筆いただきました。
その間に時代は紙媒体から電子媒体へと主戦場を変化させ、
月刊での刊行は、
読者の求めるものにスピード感をもって対応できないスタイルとなりました。
このズレは連載作品継続のジャッジにも迷いを生じさせ、
加えて他社のブラウザサイトの充実っぷりを横目に見て、悔しい思いをする・・・
そういった現状を打破するべく
社内の若手が中心となり、ブラウザサイト「Y-OURs（ユアーズ）」の立ち上げに至りました。
昭和～平成時代の休刊は、連載作品の中断を意味する事で、
非常に後ろ向きなイメージで固まっておりますが、
今回の休刊は連載作品が中断する事なく、新たなステージで継続できる。
その点だけでも前向きな意味で受け止めています。
2026年1月にサービスを開始する
少年画報社が本気で作ったブラウザサイト「Y-OURs」にご期待ください！
創刊から約20年、
読者の皆様には長らくのご愛読、
作家の皆様には長らくのご執筆、
誠にありがとうございました。
月刊ヤングキングアワーズGH
編集長：清水真之
編集長代理：須見武広
橋本萌 村田完太 斎藤親信
