「愛しのアイリーン」安田顕主演で実写映画化、新井英樹は「大爆笑!!」
新井英樹「愛しのアイリーン」の実写映画化が発表された。
「愛しのアイリーン」は日本の寒村にやってきた外国人女性・アイリーンの生き様を中心に、アイリーンと彼女を取巻く人々の欲望の姿を描いた作品。1995年から96年にかけて、ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載された。単行本は新装版全2巻が太田出版より発売中だ。
新井は“「愛しのアイリーン」実写映像化”という言葉に対し、「このご時勢、この漫画に、この文言ってこと自体に笑ってしまいますがそれが『現実』となると……大爆笑!!」とコメント。また「生きてるとこんなことが起こるんですね。これは少なくともボクにとって幸せな奇跡です!」と喜びを露わにした。
映画では主人公・宍戸岩男役を安田顕が担当。監督は「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔が務める。安田は「登場人物のすべてが愛おしくて、吉田監督のうわべだけじゃない愛のかたちがいっぱい溢れていて、俳優としてすごい経験をさせて頂きました」と撮影を振り返り、「今はただ『この映画に参加できて本当に良かった』という気持ち」と心情を吐露。この作品の映像化を長年夢見ていたという吉田監督は、「監督になって12年、夢が現実になった」「俺は俺が観たい最高のアイリーンを形にするのだ」と意気込みを語っている。
映画「愛しのアイリーン」は2018年秋に全国ロードショー。なお新井英樹作品が映画化されるのは、今回が初めて。
新井英樹コメント
「『愛しのアイリーン』実写映像化」このご時勢、この漫画に、この文言ってこと自体に笑ってしまいますがそれが「現実」となると……大爆笑!! 生きてるとこんなことが起こるんですね。これは少なくともボクにとって幸せな奇跡です!吉田監督、安田顕さんはじめ関係者のみなさん、本当にありがとうございます!!
安田顕コメント
夏撮影、フィリピン撮影、冬撮影と、長期間の撮影の経験は初めてだったのですが、 きっと御覧いただいた方には「けっこうな大作だな」と思ってもらえるはずです。 登場人物のすべてが愛おしくて、吉田監督のうわべだけじゃない愛のかたちがいっぱい溢れていて、俳優としてすごい経験をさせて頂きました。今はただ「この映画に参加できて本当に良かった」という気持ちがすべてです。
吉田恵輔監督コメント
監督になる前から、絶対自分が映画化すると夢見ていた作品。監督になって12年、夢が現実になった。プレッシャーなんか糞食らえ。俺は俺が観たい最高のアイリーンを形にするのだ。やってやるぞー!おまんごー!
映画「愛しのアイリーン」
2018年秋全国公開
スタッフ
主演:安田顕
監督・脚本:吉田恵輔
原作:新井英樹「愛しのアイリーン」(太田出版)
企画・制作・配給:スターサンズ
製作幹事:VAP
製作:2018「愛しのアイリーン」フィルムパートナーズ(VAP/スターサンズ/朝日新聞)
※吉田恵輔監督の吉は、つちよしが正式表記。