大魔女の記憶に覚醒した不遇聖女&穴掘り楽しい男子、大王で異世界召喚系の新連載2本
十夜原作による村上ゆいち「前世が伝説の大魔女だった不遇聖女は皇帝陛下に溺愛されています」、九頭七尾原作による川崎命大「外れ勇者だった俺が、世界最強のダンジョンを造ってしまったんだが?」の新連載2本が、本日10月25日発売の月刊コミック電撃大王12月号(KADOKAWA)で開始した。
「前世が伝説の大魔女だった不遇聖女は皇帝陛下に溺愛されています」は現代日本で社畜生活を送っていた女性・稲妻菫が、異世界のファラドガル魔導帝国に聖女として召喚される溺愛ファンタジー。一緒に召喚されてきた小坂牡丹は菫のいとこだが仲は悪く、菫に意地悪で、贅沢な暮らしを送りイケメン皇帝と結婚するチャンスだと、聖女になることに前向きな姿勢を見せる。一方の菫は、初めて来たはずの城の構造やその世界の知識に既視感を覚え、自分が前世ではこの国の魔法使いだったことを思い出す。そんな菫が皇帝に求婚され、即座に断る場面から物語は開始する。
「外れ勇者だった俺が、世界最強のダンジョンを造ってしまったんだが?」の主人公は、異世界のバルステ王国にクラスメイトとともに召喚されてしまった男子高校生・マルオ。クラスメイトたちは“剣聖”などランクの高いジョブを獲得していたが、マルオに与えられたジョブは地味な“穴掘士”だった。勇者として生きることは早々に諦め、自分の能力を確かめるべく穴掘りを始めたマルオは、地下深くにあり通常であれば到達不能なダンジョンにたどり着いてしまう。