小指の旅の本「偶偶放浪記」人々に忘れ去られそうな場所を、たまたま訪れる楽しみ

「偶偶放浪記」。帯には岸本佐知子、都築響一が推薦文を寄せている。

小指の単行本「偶偶放浪記」が、本日7月25日に白水社から発売された。

「偶偶放浪記」は、小指が自費出版した「旅の本」を加筆・修正し、PR誌「白水社の本棚」の連載や描き下ろし4編を加え、新たな旅の本としてまとめあげたもの。旅マンガと旅エッセイ集になっており、寄居、いちょう団地、石岡、城ヶ島など、有名な観光地でも映えスポットでもない、人々に忘れ去られそうな場所を「たまたま」訪れる楽しみが詰まった1冊になっている。

発売記念で、7月31日には小指と編集者・竹中万季のトークイベント「街が教えてくれるもの」が東京・三軒茶屋のtwililightで、8月10日には小指と翻訳家・エッセイストの岸本佐知子のトークイベント「旅についてのあれこれ」が東京・青山ブックセンター本店で開催される。