肋骨凹介「宙に参る」4巻発売 今井哲也、石黒正数ら寄稿した小冊子付きの特装版登場
肋骨凹介「宙に参る」の4巻が、本日5月16日に発売。通常版のほか、小冊子付きの特装版も登場した。
トーチwebで連載されている「宙に参る」は、「宇宙船が今で言うセスナ機ぐらい身近になった世界」を舞台に、機械やプログラミングに長けている主婦・鵯(ひよどり)ソラの旅路を描くヒューマンドラマ。亡くなった夫の遺骨を義母に届けるため、ソラがロボットである“息子”宙二郎とともに、巨大宇宙船で地球を目指す様子が綴られる。4巻には人工知能に育てられたソラの、幼き日々にスポットを当てたエピソードが収録された。
特装版に付属する小冊子には、3巻と4巻制作時に用いられた世界観資料集に肋骨が解説を加筆した「制作覚え書き 増補版」を収録。「宙に参る」のフランス語版第1話と、その翻訳を務めたマエダ・ユカリ氏、パトリック・オノレ氏のコラムも掲載された。また、ゲストとして今井哲也、鶴淵けんじ、窓口基、石黒正数、SF作家の小川一水、ライトノベル作家の蝉川夏哉、男性ブランコの浦井のりひろ、医師の市原真、SF・ミステリ評論家の日下三蔵がマンガやイラスト、推薦文を寄稿している。