花ゆめ50周年記念号、レジェンド&現役作家によるイラスト小冊子と複製原画が付録に

花とゆめ10・11合併号

花とゆめ(白泉社)の創刊50周年を記念した特大号となる10・11合併号が、本日4月19日に発売。付録に花とゆめ作家によるイラストやコメントが収録された小冊子と、複製原画セットが登場した。

1974年に創刊され、今年で50周年を迎える花とゆめ。特大号の表紙には現行作品のキャラクターたちが大集合したほか、裏表紙には創刊号のデザインをパロディした「春の嵐とモンスター」が登場した。

付録の小冊子「花とゆめ創刊50周年記念 Anniversary Book GOLD」には美内すずえ山内直実日渡早紀神谷悠那州雪絵望月花梨高屋奈月樋口橘仲村佳樹藤原規代南マキ松月滉西形まい久世番子友藤結幸村アルト堤翔、新平かずえ、柴宮幸安斎かりん楠木薫月永遠子もといも此花高見柚木色、星埜かなた、磁ロックスが名を連ねている。また現役連載作家から草凪みずほ鈴木ジュリエッタ音久無ミユキ蜜蜂酒井ゆかりたきどんは、それぞれのお題に沿ったリクエストイラストを寄稿している。複製原画セットでは16作品をラインナップ。詳細は記事末に記載した。なお4月24日発売のザ花とゆめ6月1日号(白泉社)には小冊子「花とゆめ創刊50周年記念 Anniversary Book SILVER」が付属する。

同号では50周年を記念した直筆サイン色紙のプレゼント企画も展開。花とゆめ作家計50人が参加しており、作品ごと1人が抽選で選ばれる。応募方法の詳細は本誌を確認しよう。

誌面では結城光流原作によるサカノ景子の新シリーズ「守り刀のうた -守り刀の一文字-」もスタート。邪気や妖気が見える少女・うたは奉公のため、人語を話せる犬シロとともにとあるお屋敷へ向かっていた。牧原伯爵邸と呼ばれるその屋敷に住むのは、災いを呼ぶと言われている牧原氏の息子・麟之助。うたは牧原伯爵邸に到着するやいなや、その麟之助が倒れているのを目にして……。そのほか、友藤結原作による「ミュージカル『贄姫と獣の王~the KING of BEASTS~』」の主演を務める、加藤大悟のインタビューも掲載された。

「花とゆめオールタイムオールスター複製原画セット」ラインナップ

美内すずえ「ガラスの仮面」
日渡早紀「ぼくの地球を守って」
佐々木倫子「動物のお医者さん」
山内直実、氷室冴子「なんて素敵にジャパネスク」
羅川真里茂「赤ちゃんと僕」
由貴香織里「天使禁猟区」
中条比紗也「花ざかりの君たちへ」
山田南平「紅茶王子」
日高万里「世界でいちばん大嫌い」
高屋奈月「フルーツバスケット」
仲村佳樹「スキップ・ビート!」
草凪みずほ「暁のヨナ」
sora「墜落JKと廃人教師」
安斎かりん「顔だけじゃ好きになりません」
師走ゆき「多聞くん今どっち!?」
ミユキ蜜蜂「春の嵐とモンスター」