「クラメルカガリ」「クラユカバ」箱庭とクラガリに生きる人々の姿と解説動画が公開に

「クラメルカガリ」より。

長編アニメ映画「クラメルカガリ」と「クラユカバ」の場面写真が解禁された。

4月12日に2作同時公開される「クラメルカガリ」と「クラユカバ」。「クラメルカガリ」からは草むらから飛び出して普段着姿で手を振るカガリ、どこか険しい影のある顔つきの幼なじみ・ユウヤがお目見えした。さらに地図屋であるカガリとユウヤの得意先の情報屋・伊勢屋が何かを思いついたようにニヤリと笑みを浮かべる表情や、箱庭で最も賑わう狛犬市場の代表・栄和島が、伊勢屋のもとを訪れる姿も収められている。

「クラユカバ」からは荘太郎が潜り込んだ“クラガリ”で待ち受けているものたちの姿が公開に。“クラガリ”で出会ったタンネと行動をともにする荘太郎や、2人が来るのを拒むように、面を被った地下組織が重機に乗り迫りくる場面写真が解禁された。さらに白塗りをして不気味な表情を浮かべる大柄な新キャラクターや、キツネに似た謎の小動物の姿もお披露目となった。

併せて映画プレゼンター・赤ペン瀧川が「クラメルカガリ」と「クラユカバ」を解説する2分30秒の動画が投稿された。多数のスライドを用いてあらすじや注目ポイントが紹介されることに加え、塚原重義監督の魅力も語られる。

「クラユカバ」「クラメルカガリ」は、「端ノ向フ」「女生徒」の塚原監督が原作・脚本・監督を手がける長編アニメーション。「クラユカバ」は探偵・荘太郎が集団失踪の怪奇に対峙する姿を描く。「クラメルカガリ」では日々迷宮の如く変化する炭砿町・箱庭で地図屋を営む少女・カガリと箱庭からの脱却を夢想する幼なじみ・ユウヤが困難に立ち向かっていく。

映画「クラメルカガリ」

2024年4月12日(金)公開

スタッフ

原作・脚本・監督:塚原重義
シナリオ原案:成田良悟
主題歌:オーイシマサヨシ「僕らの箱庭」
アニメーション制作:チームOneOne
配給:東京テアトル、ツインエンジン
製作:クラガリ映畫協會

キャスト

カガリ:佐倉綾音
ユウヤ:榊原優希
伊勢屋:大塚剛央
栄和島:細谷佳正
シイナ:森なな子
飴屋:悠木碧

映画「クラユカバ」

2024年4月12日公開

スタッフ

原作・脚本・監督:塚原重義
キャラクターデザイン:皆川一徳
特技監督:maxcaffy
操画監督:アカツキチョータ
美術設定:ぽち
美術監督:大貫賢太郎
音響監督:木村絵里子
音響効果:中野勝博
音響制作:東北新社
音楽:アカツキチョータ
主題歌:チャラン・ポ・ランタン「内緒の唄」
アニメーション制作:チームOneOne
配給:東京テアトル、ツインエンジン
製作:クラガリ映畫協會

キャスト

荘太郎:神田伯山
タンネ:黒沢ともよ
サキ:芹澤優
指揮班長:佐藤せつじ
松:狩野翔
稲荷坂:坂本頼光

(c)塚原重義/クラガリ映畫協會