大賞は梨川リサ「永年雇用は可能でしょうか」、ebookjapanマンガ大賞2024

2024年2月22日2024年2月22日 editor

「ebookjapanマンガ大賞2024」ビジュアル

yokuu原作による梨川リサ「永年雇用は可能でしょうか」が「ebookjapanマンガ大賞2024」の大賞に決定した。

「永年雇用は可能でしょうか」は小説投稿サイト・小説家になろう発の同名小説が原作。勤めていた屋敷を理不尽に追放されたメイド・ルシルが、無口で無愛想な魔法使い・フィリスの屋敷に再就職するところから物語が展開される。謎多きフィリスの好みを探りつつ生活を楽しむルシルの姿が描かれるファンタジー作品だ。

2位は戸倉儚原作によるアラカワシン「雑用付与術師が自分の最強に気付くまで」、3位は六つ花えいこ原作による白川蟻ん「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから（※ただし好感度はゼロ）」に決定。「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから（※ただし好感度はゼロ）」は、書店員による一次審査で特に投票が多かった作品に贈られる「書店員賞」にも選出された。ノミネート作品は記事末にて紹介している。

「ebookjapanマンガ大賞」はebookjapan書店員が各年度の「いま最もおすすめしたい20作品」をノミネート作として選出し、読者投票によって大賞を決定するマンガ賞。4回目の開催となる今回は、2021年12月1日から2023年11月30日までの期間に単行本または電子書籍で第1巻が刊行・配信された作品を対象に、2023年12月22日から2024年1月17日まで読者投票が行われた。