猿渡哲也「エイハブ」、巨鯨によって片足と仲間を失った男の生涯を賭けた復讐劇

「エイハブ」

猿渡哲也「エイハブ」の単行本が、本日12月19日に発売された。

「エイハブ」は19世紀を舞台に、巨鯨との戦いに人生を捧げた男を描く物語。当時人々が灯りを燈すのには、石油ではなく鯨油が使用されており、中でもマッコウ鯨から採られた油は高値で取引されていた。そんな鯨の油を求め海に出た男たちの船が、ある日巨大な白鯨と遭遇する。船の航海士・エイハブは白鯨によって片足を失うも、仲間を犠牲にして生き延びた。その後エイハブは白鯨への復讐を誓い、生涯を賭けて戦いを挑むことになる。グランドジャンプむちゃ(集英社)で連載された復讐劇だ。