マンガ家と幻想作家、奇妙な縁が絡み合う男たちを巡るミステリー「十次と亞一」
コドモペーパー「十次と亞一」が、本日8月28日に新書館から発売された。
「十次と亞一」は奇妙な縁が絡み合う、2人の男を巡るミステリー。大正期、売れないマンガ家の小林十次は、ひょんなことから売れっ子の幻想小説家・大江亞一と出会う。十次の下宿先・緑館で一緒に暮らすようになった2人だが、浮世離れしていている亞一に十次は世話を焼く。さらに亞一は、ときおり十次に対し妙に気迫ある視線を向けてきて……。同作は複数の文学作品が下敷きに。単行本には描き下ろしの後日談も収録された。なお作者のコドモペーパーは切り絵作家としても活動中。単行本のカバーも表裏ともに穴あき加工が施され、窓からイラストを覗くような装丁に仕上げられた。
紀伊国屋書店新宿本店、丸善ジュンク堂書店、ホーリンラブブックス、まんが王、漫画全巻ドットコムでは、単行本の購入特典を用意。特典内容の詳細は、新書館の書籍ページで確認を。