塚原重義「クラユカバ」がファンタジア国際映画祭の長編アニメ部門の観客賞・金賞に

「クラユカバ」第27回ファンタジア国際映画祭受賞告知ビジュアル

塚原重義が原作・脚本・監督を務めるアニメ「クラユカバ」が、カナダ・モントリオールにて行われた「第27回ファンタジア国際映画祭」にて、長編アニメ―ション部門の観客賞・金賞を受賞した。

「クラユカバ」は映画祭期間中に2回上映され各回ともに満席、上映後に行われたトークセッションでは塚原が観客からの歓声を浴びた。受賞に際して塚原は「本作がワールドプレミアの場でこのような素晴らしい賞をいただけたこと、そして何より文化圏の異なる地の方々に楽しんでいただけたことが大変光栄です。これを今後の糧としていきたいです」とコメントしている。

「クラユカバ」は、帝都の地下に広がる“クラガリ”を舞台に、主人公の探偵・荘太郎が集団失踪事件の謎に迫るオリジナルアニメ。2018年と2020年にかけて2回実施したクラウドファンディングにて累計1570万364円の支援を集め、2021年8月に序章が劇場上映された。

(c)塚原重義/クラガリ映畫協會 (c)Shigeyoshi Tsukahara/KURAGARI Production Committee