「恋は雨上がりのように」実写映画化!寡黙JK小松菜奈が冴えない大泉洋に片思い
眉月じゅん「恋は雨上がりのように」の実写映画化が決定した。橘あきら役を小松菜奈、近藤正巳役を大泉洋が演じ、「帝一の國」の永井聡が監督を務める。
「恋は雨上がりのように」は、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載中の作品。かつては陸上部のエースだったクールな性格の女子高生・あきらと、彼女が好意を寄せるバイト先のファミレスの店長で、45歳の冴えないおじさん・近藤正己との関係を描いている。累計発行部数は約175万部を突破し、「このマンガがすごい!2016」ではオトコ編4位に、マンガ大賞2016では7位に輝いた。2018年1月からはフジテレビ「ノイタミナ」ほかにてアニメ化も決定している。
原作者の眉月は「店長役にあの御存知大泉洋大先生とあればもう…!小松菜奈ちゃんのスカートがどれだけ短いのかも気になるところです」と主演の2人に期待を寄せている。あきら役の小松は「人を好きになるって理屈じゃないなって純粋に思えた漫画に出会う事が出来ました」と原作を読んだ感想を語り、「読んでいてなんとなく背中を押してくれる感じがしました。素直に伝えるって難しい事だけど、私が演じるあきらとして素直にまっすぐ伝えたいです」と意気込みを見せた。
一方、近藤役の大泉は「『女子高生が中年のファミレス店長に恋をする話です』と聞いて、遂にそういう役が来たか!と胸の高鳴りを抑えられませんでした」と前置きしつつ、「原作を読ませて頂いて、”自他共にみとめる冴えない男”だと分かり「ですよね!」と妙に納得したものでございました(笑)」と自身のキャラクターを引き合いに出してコメント。また以前から眉月のファンだったという永井は、「小松菜奈さんの暴走に翻弄される大泉洋さんを楽しんでください。そして、映画館を出た後に、少し走りたくなる様な作品にしたいと思います」と語った。映画は2018年5月に全国で公開。
眉月じゅんコメント
脚本が既にキラキラと輝いて見えました。しかも店長役にあの御存知大泉洋大先生とあればもう…!
小松菜奈ちゃんのスカートがどれだけ短いのかも気になるところです。演者の方々はもちろん、
永井監督のチャーミングさ溢るる楽しい映画になるのだろうと今からワクワクしております!
小松菜奈コメント
このお話をいただいて原作を読ませていただいたのですが、人を好きになるって
理屈じゃないなって純粋に思えた漫画に出会う事が出来ました。
最初は女子高生とおじさんの恋愛の話かなって思いましたが、
読み進めていくと2人の成長物語のように思います。
微笑ましく、ちょっぴり泣けたり、大切な想いだったり、人を好きになる事だったり
読んでいてなんとなく背中を押してくれる感じがしました。素直に伝えるって難しい事だけど、
私が演じるあきらとして素直にまっすぐ伝えたいです。
そしてあきらが恋をする相手・近藤を演じる大泉さんとは今回が初共演になります。
2人の絶妙な距離感や空気感を大泉さんと一緒に作り上げていくことに私自身とても楽しみです。
プレッシャーはありますが原作の世界観をより大事に永井監督、
大泉さんや共演者の方々と一緒に楽しく描ければいいなと思います。
大泉洋コメント
最初にこの作品のオファーを頂いた時に「女子高生が中年のファミレス店長に恋をする話です」と聞いて、遂にそういう役が来たか!と胸の高鳴りを抑えられませんでしたが、原作を読ませて頂いて、
“自他共にみとめる冴えない男”だと分かり「ですよね!」と妙に納得したものでございました(笑)
原作は登場人物の心理描写がとても丁寧で、人を愛する事の難しさや、自分の気持ちに素直になる事の
大切さを考えさせてくれる素敵な作品だと思いました。
あきらの純粋過ぎる想いに、はじめは戸惑う近藤ですが、次第にその想いにどう応えていくのか、
彼なりに必死に向き合っていく。
そんな頼りないけど、どこか憎めない近藤役を精一杯演じたいと思っております。
そしてあきらを演じる小松さんとは今回が初共演になります。
2人の噛み合わない、もどかしいけれども可愛らしいかけあいを
小松さんと一緒に作っていければと思います。
永井聡監督コメント
45歳のさえないオッサンに、17歳のクールな女子高生が片想いをする話。
同世代のオッサンである私でも倫理的にどうなの?と思う設定なのに、原作はとても可笑しくて、瑞々しく、澄み切った青空の様な読後感で、映画化の話が来る前から、眉月先生のファンでした。
小松菜奈さんの暴走に翻弄される大泉洋さんを楽しんでください。
そして、映画館を出た後に、少し走りたくなる様な作品にしたいと思います。
映画「恋は雨上がりのように」
原作:眉月じゅん「恋は雨上がりのように」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載)
監督:永井聡
脚本:坂口理子
出演:小松菜奈、大泉洋 ほか
配給:東宝
(c)2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 (c)2014 眉月じゅん/小学館