松本次郎が歴史の狭間に消えていった洋式軍隊・幕府歩兵隊を描く「列士満」

「列士満」

松本次郎の単行本「列士満」が、本日12月13日に発売された。

コミック乱ツインズで連載された「列士満」は幕末を舞台に、日本初の洋式軍隊となる幕府歩兵隊の活躍を描く物語。当時武士は官僚化し、西方雄藩は軍事力を強化する。正規軍隊が必要になった幕府は、最新の銃で武装した陸軍歩兵隊を設立することに。しかし各旗本から供出されるはずだった人員が揃わず、困った幕府は百姓やならず者といった士分外の者も採用し……。主人公・スエキチの視点で歴史の狭間に消えていった幕府歩兵隊の姿が活写される。