ダ・ヴィンチ表紙に第1話のルフィとシャンクス登場、古田新太らが「ONE PIECE」語る
尾田栄一郎「ONE PIECE」に登場するルフィとシャンクスが、8月5日発売のダ・ヴィンチ9月号(KADOKAWA)の表紙を飾る。
表紙にデザインされているのは、シャンクスが幼き日のルフィに麦わら帽子を預ける第1話のシーン。また同誌では“再発見”をテーマに掲げて、「ONE PIECE」と8月6日公開の映画「ONE PIECE FILM RED」の特集を全30ページにわたり展開している。映画の監督を務める谷口悟朗、ルフィ役の田中真弓、シャンクス役の池田秀一、ウタ役の名塚佳織、「ONE PIECE」10代目担当編集・メディア担当の高野健氏に加えて、中村文則、オカモトショウ(OKAMOTO’S)、シルクロード(Fischer’s)、鈴木おさむ、古田新太といったさまざまなジャンルのクリエイターにもインタビュー。さらに作品の歩みやキャラクター、名言を総ざらいする記事と、「ONE PIECE」第1話が収録されている。
ダ・ヴィンチ編集長の川戸崇央氏は「『ONE PIECE』は地球が宇宙に誇るべきマンガ。100巻を越す大作だが、途中離脱している読者にも今こそ触れてほしかった。“再発見”のためには第一話の掲載が必要不可欠だと考え提案したが、まさか会社の違う『週刊少年ジャンプ』編集部さんが許可をしてくださったと聞いた時は、正直驚きました」とコメント。高野氏は「『ONE PIECE』は25年の冒険を経て、ついに最終章へと突入。今、まさに最高潮の盛り上がりを迎えています。この後は今まで積み上げてきたものをすべて回収していきます。このドキドキをみなさんに本誌で追っていただきたいです。さらにまもなく公開の『FILM RED』には、今回の表紙にもなっている赤髪のシャンクスが登場します。原作の1話を知っていれば楽しめる仕掛けになっているので、今回のダ・ヴィンチさんでの特集をきっかけに、ぜひみなさんに『ONE PIECE』を再発見、再び出会っていただきたいです」と語っている。