「シャングリラ・フロンティア」TVアニメ化!内田雄馬が“クソゲーハンター”に
硬梨菜原作による不二涼介「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」のTVアニメ化とゲーム化が決定。ティザービジュアル、プロジェクトPV、キャストなどが一挙に公開された。
「シャングリラ・フロンティア」は、“クソゲー”を愛好する変わった趣味のゲーマー・陽務楽郎(ひづとめらくろう)を描く物語。ディスプレイを使用するゲームがレトロゲームに分類されるようになった少しだけ未来の世界で、数々の“クソゲー”を攻略してきた“クソゲーハンター”・サンラクこと楽郎が、“神ゲー”と名高い総プレイヤー数3000万人のフルダイブ型VRゲーム・シャングリラ・フロンティアに挑んでいく。硬梨菜がwebで発表した小説は累計PV数5億超えを記録。小説の書籍化を経ずして行われた週刊少年マガジン(講談社)でのコミカライズも、読者アンケートにて史上初となる四冠を達成するなど人気を博している。
TVアニメは2023年に放送予定。TVアニメの制作は「魔女の旅々」「月が導く異世界道中」などを手がけたC2Cが担当する。スタッフも発表され、監督に窪岡俊之、シリーズ構成・脚本に筆安一幸、音楽にMONACAらが名を連ねた。ティザービジュアルには、主人公・サンラクと彼を導く兎・エムルの眼前に広がる壮大な「シャングリラ・フロンティア」の世界をデザイン。またプロジェクトPVには、アニメ映像を約4分も使用。サンラクが初めてゲーム「シャングリラ・フロンティア」にフルダイブする場面から始まり、メインキャラクターたちが次々と姿を見せる。さらに迫力の戦闘シーンや、自然溢れる壮大な世界の様子も収められた。
主人公・サンラク / 陽務楽郎役を演じるのは内田雄馬。伝説級装備で武装した凄腕プレイヤーで、陽務楽郎に片思いをする可憐な女子高生・サイガ-0 / 斎賀玲役に和氣あず未、プレイヤーキルをメイン活動とした過激派PKクラン・阿修羅会のナンバー2であるアーサー・ペンシルゴン / 天音永遠役に日笠陽子、サンラクがクソゲーで出会ったゲーム仲間であり、日本トップクラスのプロ格闘ゲーマーであるオイカッツォ / 魚臣慧役に小市眞琴が決定。サンラクが遭遇したユニークシナリオ「兎の国からの招待」への案内人で、メインキャラクターでもあるNPCのエムル役を日高里菜、エムルの父であり、致命兎(ヴォーパルバニー)と呼ばれる種族の長・ヴァイスアッシュ役を大塚明夫が担当する。なおキャストと硬梨菜、不二からはコメントも到着した。
ゲームの開発を務めるのはネットマーブルネクサス。パブリッシングはネットマーブルが担当する。そのほか、公式Twitterでは、不二の描き下ろしイラスト色紙やコミックス既刊全巻セットなどが抽選で116名に当たるキャンペーンも実施。また都内各所にサンラク、サイガ-0、アーサー・ペンシルゴンの3キャラクターや、コスプレイヤーの宮本彩希がアーサー・ペンシルゴンのコスプレで登場し、アニメ化記念の号外を配布。号外では、新聞紙大に拡大された原作マンガ第1話も楽しめる。配布日時や場所は公式サイトで確認を。
内田雄馬コメント
作品の印象
ゲーマー心がくすぐられる要素満載の作品。己のゲーミングスキルで神ゲーを攻略していく様はまさに爽快です。シャンフロはとても広大で、果てを想像するだけでもワクワクしますが、一癖も二癖もあるPC達の活躍がより世界の広さを際立たせていると感じています。作中では、シャンフロ以外の、いわゆる「クソゲー」といわれるゲームも登場しますが、そのバグり方にも個性があったりして、ゲーム好きな方だとクスッとしてしまうのではないでしょうか。
演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
楽郎はゲームを楽しむ天才です。どんなクソゲーでも、攻略法を見つけ、自分のスタイルでゲームを味わいつくす。見ていて気持ちが良くなります。上手い人のゲームプレイを見ると自分もできるようになった気がしたり、思わぬ攻略法に感動したりしますが、サンラクはまさにそんな気持ちにさせてくれます。閃きや探究心が旺盛なところを、しっかり楽しんで演じていければと思います。
和氣あず未コメント
作品の印象
ゲームが大好きな人だったら絶対ハマる作品だなと思いました! 一つ一つの作品設定が細かく、よくゲームする方には共感ポイントがとても多そうです! そしてコミックスは作画が細かくて綺麗で読みやすいのに迫力がすごくある…! あまりにも夢中になって読んでしまうので本当に自分がゲームの世界に入ってしまった感覚になれる作品です!
演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
玲ちゃんは可愛くて一生懸命でちょっと人見知りな子なのですが、特にこの作品の中では現実世界の見た目とゲーム内のアバターの差がすごくあるキャラクターだと思っていますので、その二面性だったりギャップをお見せしたいと思っています!
とにかく、楽しみながら演じたいです!!
日笠陽子コメント
作品の印象
設定や世界観が丁寧かつ緻密に作り込まれていて、かなり濃いゲーム世界。自分もVRでゲームの中に入っていくかのような感覚になります。また、サンラクが地道にレベルを上げていく姿や、毒で宿に走る姿を見て懐かしく微笑ましく感じる方もいるのでは。
演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
アーサーは飄々とした強キャラなので、言葉の端々ににじむ自信や芯の強さを出せたら良いなと思います。
また、彼女がもつ地頭の良さと、刹那主義で楽しむ事に重きを置いた感情のアップダウンの差をどう表現しようか考えています。今から演じるのが楽しみです!
小市眞琴コメント
作品の印象
「どうしてこうなった」と言わざるを得ない見た目の主人公ですが、なぜかどんどんカッコ良く見えてくるから不思議です。レベル1からスタートするサンラクですが、クソゲーで培ったプレイスキルを武器に、強敵と戦っていく姿が読んでいて爽快でした!たまに出てくるクソゲーも面白そうで、一度プレイしてみたいです。
演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
女性アバターを使っているのに、そこは全く意識せず、言動・行動・仕草、全てが男!なのがとても面白いなと思いました。ゲス顔をしたりとコメディな部分も多いのに、いざという時はプロゲーマーとしての強さと熱さとかっこよさを見せるのがまたズルい! 彼らしく、生き生きと演じたいと思います。
日高里菜コメント
作品の印象
読んでいてワクワクしました! 最初は主人公のビジュアルに「え!?」となりましたが(笑)サンラクさんが楽しんでゲームしている姿、そして華麗なるゲームスキルは見ていて爽快感があります。どんどんと読み進めてしまいました。
演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
サンラクさんの相棒としてサポートをしっかりしつつ、可愛らしいマスコットポジションとして皆さんの癒しになればいいなと思います。エムルはNPCキャラですが、思わずクスッとなってしまうほど表情が豊かな子なので、私自身も楽しみながら思いっきり演じていきたいです。
大塚明夫コメント
作品の印象
そう遠くない未来に、我々の現実でもフルダイブ型VRゲームが主流になるかもしれない。そんな想像をしながら、楽しめる作品だと思います。
演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
江戸弁が粋なうさぎの親分で、貫禄たっぷりの佇まいですが、どことなく愛嬌も感じさせてくれる。ヴァイスアッシュを演じる機会を頂き光栄です。
硬梨菜コメント
動きます、喋ります。漫画として再構築してくださった不二先生に、
シャングリラ・フロンティアという世界を本気でアニメとして作ってくださる各方面の方々に、
そしてなによりアニメ化する程のご声援を送ってくださったファンの皆様に最大の感謝を!!
不二涼介コメント
遂にシャンフロ アニメ化!!感謝を伝えたい方々が多すぎるので
まずはここまで応援して下さった読者の皆様に感謝を!
アニメスタッフの方々もメチャクチャ気合入っているので、
動き回って喋りまくるサンラクと愉快な仲間達を早く見たくて仕方がないです!
TVアニメ「シャングリラ・フロンティア」
2023年放送
スタッフ
原作:硬梨菜・不二涼介(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:窪岡俊之
シリーズ構成・脚本:筆安一幸
副監督:池下博紀
キャラクターデザイン・総作画監督:倉島亜由美
アクション・エフェクトディレクター:酒井智史
色彩設計:高木雅人
美術:インスパイアード
2Dワークス:田村あず紗
撮影監督:山杢光
編集:定松剛
音響監督:藤田亜紀子
音楽:MONACA
アニメーション制作:C2C
キャスト
サンラク / 陽務楽郎:内田雄馬
サイガ-0 / 斎賀玲:和氣あず未
アーサー・ペンシルゴン / 天音永遠:日笠陽子
オイカッツォ / 魚臣慧:小市眞琴
エムル:日高里菜
ヴァイスアッシュ:大塚明夫
(c)硬梨菜・不二涼介・講談社/「シャングリラ・フロンティア」製作委員会