ヤマザキマリが山下達郎の肖像画を描く、新作アルバムのジャケットイラストに
ヤマザキマリが山下達郎のアルバム「SOFTLY」のジャケットイラストを描き下ろした。
「SOFTLY」は山下が11年ぶりに放つ通算14枚目のオリジナルアルバム。ジャケットに用いられたのはヤマザキが描いた山下の肖像画で、ヤマザキは「達郎さんから肖像画を描いて欲しいと依頼を受けたのが数年前、『あなたは本来画家なのだから』という、達郎さんの力強い励ましにお応えするために、そしていかなる表現に対しても厳しい審美眼を持ったひとりの職人に納得してもらうために、今の私が出せる力の限り描いたのがこちらの作品です」とコメントを寄せている。ヤマザキは「テルマエ・ロマエ」等の作品で知られるが、イタリアで油絵と美術史を専攻し、肖像画を学んだという経歴を持つ。
「SOFTLY」は6月22日にリリース。なお山下は6月11日より、24都市を巡る全47公演の全国ホールツアーを開催する。
ヤマザキマリ コメント
達郎さんから肖像画を描いて欲しいと依頼を受けたのが数年前、「あなたは本来画家なのだから」という、達郎さんの力強い励ましにお応えするために、そしていかなる表現に対しても厳しい審美眼を持ったひとりの職人に納得してもらうために、今の私が出せる力の限り描いたのがこちらの作品です。絵画という道を選択した自分に初めて喜びと誇りを感じられる機会をあたえて下さった達郎さんには、深く感謝しております。
山下達郎コメント
実に11年ぶりのオリジナル・アルバムです。
思うところあり、ここ十余年はライブ一辺倒で過ごして来ましたが、
ようやく完成したニュー・アルバムは、今の音楽シーンの中で私に出来ることは何かを再確認するものとなりました。
いつものように今回もまた色々と試行錯誤のレコーディングでしたが、
諸々の課題と対峙し乗り越えようとする意志があるうちは、まだ現役を続けられるかなと思っています。