「名探偵コナン」古谷徹のピンチ救うはずが、高山みなみ「面白く破裂すればいいよね?」
青山剛昌原作による劇場アニメ「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の公開記念舞台挨拶が本日4月16日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催され、江戸川コナン役の高山みなみ、毛利蘭役の山崎和佳奈、降谷零=安室透役の古谷徹、エレニカ役の白石麻衣が登壇した。
4月15日に公開された「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」。舞台上には“ブライダルスタイル”できめたコナンもキャストとともに登壇した。会場に集まったファンの中には、公開2日目にして既に複数回鑑賞したという人も。挙手で鑑賞回数を聞いていく中で、5回以上鑑賞しているというファンを見つけると、キャストたちもその熱心さに驚いていた。
高山は作品の見どころを「全員がちゃんと活躍していて、協力し合うシーンもたくさんある。誰目線で観るかによって何度も楽しんでもらえると思います」とコメント。山崎は、今作で東京の渋谷が舞台となっていることに触れ、「渋谷の街にも色々とディスプレイされていると伺ってます。まだ見られていないので、ぜひ見に行きたい」と述べた。
「自身にとって安室透はどんなキャラクターか?」と司会から質問を投げかけられた古谷は「僕そのものじゃないですか……って言えたらいいんですけど(笑)」とおどけつつ、「自分の可能性を広げてくれたキャラクターだと今、しみじみ思っています」と話す。続けて、自身のアパレルブランドの立ち上げや、そのブランドで「コナン」とのコラボができている喜びを語り、最後には「予約受付中です(笑)」としっかりオチもつけた。
白石は「名探偵コナン」の面白さとしてまず「事件解決」を挙げつつ、今作では「恋愛要素」にも注目してほしいと話す。「高木刑事と佐藤刑事のキュンポイントは何回観ても楽しめます。すごくキュンとして、どうなっちゃうの!?と思いながら観てました!」と笑顔を見せた。
古谷も降谷零の「華麗なるアクション」「エロかっこいい表情」「あえてセクシーにしゃべったセリフ」をアピール。コナンもここで割って入り「降谷さんの入っていたシェルターの中をもっとじっくり見てみたい」とコメントすると、会場からもマニアックな視点に拍手が起きていた。
またイベントの中では、作中で首輪タイプの爆弾を仕掛けられた降谷零にちなみ、キャストによる“風船解体ジェスチャーゲーム”も実施された。ゲーム内容は、古谷が40秒で破裂する風船を持ちながら、高山らのジェスチャーを当てていくというもの。古谷もはじめは「誰ですかそんなゲームを考えたの!」と話し、高山も「面白く風船が破裂すればいいんですよね」と冗談を飛ばしていたが、いざゲームが始まると白熱していく4人。「指輪」「ヘリコプター」と作品に絡めたお題が出され、古谷は順調に正解を重ねていく。そしてアンカーとなった白石へのお題は「スクランブル交差点」。白石は、腕をクロスさせて右往左往に歩くジェスチャーを披露するも、正解を引き出せず時間切れで風船は破裂してしまった。終了後には、白石のジェスチャーに対し「動物かと思っちゃった!」と古谷も笑みをこぼすなど、会場には終始和やかな雰囲気が流れていた。
イベントでは主題歌「クロノスタシス」を歌うBUMP OF CHICKENからのメッセージ映像も上映。最後は高山がおなじみの「真実はいつもひとつ!」のセリフで締めくくった。
(c)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会