死者の魂を電力に活用、2人の少女が魂の謎を追求するSFジュブナイル「21gのあかり」
澄川小歌の単行本「21gのあかり」が、本日2月14日に発売された。
同作は亡くなった人の魂を発電に活用する国を舞台に、2人の少女が繰り広げるSFジュブナイル。物語は魂から放出されるエネルギーを電力に変換する施設、通称“魂発(こんぱつ)”が建設された余位島を軸に展開される。余位島に住む女子中学生・天川頼音は、東京から引っ越してきた信濃凛李とともに不思議探求同好会として、日々魂に関する謎を調査していた。ある日2人は、1つの人魂が地下に隠された施設に迷い込むところを目撃する。そこには日本全土から集められた人魂が格納されており……。頼音の兄であり天川家の後継者・縁人(よりと)の葛藤や、より質の高い魂を得ようとするサラリーマン・藤の思いなど、さまざまなヒューマンドラマも描かれる。単行本にはMAGKANで発表された読み切り版が第0話として収められた。
発売を記念して、一部書店では購入特典を用意。マッグガーデン特約店、MAG Garden Online Store、COMIC ZIN、その他全国の一部書店では描き下ろしメッセージペーパーが配布される。