Eveがライブ×アニメ×実写の映画に、スタジオカラーによる完全新作アニメも登場
アーティストのEveを題材にした映画「Adam by Eve: A Live in Animation」が、3月15日よりNetflixにて世界同時配信、およびTOHOシネマズ池袋ほかにて劇場上映される。アニメーション制作にはスタジオカラーが参加する。
「Adam by Eve: A Live in Animation」は、Eveが書き下ろす新作楽曲と新作アニメーション、これまでのヒット曲で彩られる実写映像、撮り下ろしライブ映像を軸に、1つのストーリーに仕立てた“音楽映画”。人々の夢に現れる謎の存在「ひとつ目」をめぐり、消えてしまった親友を探す高校生のアキを中心に物語が展開されていく。プロデューサー・川村元気が企画を、映像ディレクターの依田伸隆が総監督を務めるほか、新曲「暴徒」のアニメーションパート監督をスタジオカラーの吉崎響、新曲「退屈を再演しないで」のアニメーションパート監督を、Eveの初期曲である「お気に召すまま」「トーキョーゲットー」などのMVを制作したアニメーション作家・Wabokuが手がける。またEveのヒット曲「廻廻奇譚」の映像パートは、VFXアーティスト集団・kahkiとディレクターの佐伯雄一郎が担当する。
そのほか実写ドラマパートには、女優・モデルの羽音(はのん)と、歌手やモデル・タレントとして幅広く活躍するあのが出演。Eveは「ライブができなくなってしまってから2年、ライブとはまた違った新しい形で何か届けることはできないかというところから始まりました。アニメーションとライブとCG、そして物語と、非日常的な体験をさせて頂き楽しかったです」とコメントを寄せた。
Eveコメント
ライブができなくなってしまってから2年、ライブとはまた違った新しい形で何か届けることはできないかというところから始まりました。
アニメーションとライブとCG、そして物語と、非日常的な体験をさせて頂き楽しかったです。
是非新鮮な気持ちで観て頂けたらと思います。そして次はライブでお会いしましょう。
羽音コメント
初めての映像作品でこの作品に出演出来た事に喜びと感謝でいっぱいです。全てが初めての経験だったので、作品がどの様に出来ていくのかを間近で学べましたし、スタッフの皆さんの作品に対する熱を普段とは違う視点で感じる事が出来ました。アキとしてEveさんの世界に入れて、幸せでした。そこにアニメ、ライブ映像、3DCGが融合され、今までに観たことのないような映像作品になっていると思います。皆様の元に届く日が待ち遠しくて、本当に本当に楽しみです。
あのコメント
撮影時には想像できなかったような今まで見たことないような全く新しい作品、映像美になっていて驚きました。アニメーションもとても迫力的で破壊的でそこがまたドラマと合わさっていく感覚が新感覚で是非皆さんに見て頂きたいです。
依田伸隆(監督・脚本・編集)コメント
Eveという存在はどのような定義に当てはめられるのか?Eve君本人は勿論アーティスト、音楽家である事は間違いないのですが考えれば考える程Eveというのは「概念」みたいな事なのではないか?と思うようになりました。この作品は俳優によるドラマもありながら実写やアニメーションのMVなどあらゆるものが混在し、分断され、唐突に再出現したりする世界です。Eveという概念を理解するためにあの手この手を使って近づこうとした記録でもあります。是非ご覧ください。
スタジオカラー・吉崎響コメント
暴れます。
Wabokuコメント
物語のエンドロールが流れるころ、充足感の一方で惜別と空虚さを感じる事が多々あります。 Adam by Eveでは「終わる間際まで退屈を感じないように」という事を念頭にMV制作を進めました。
実写だけではなく、ライブフィルムやMVが各々役割をもって一つの作品に紡ぎあげられています。 ぜひ楽しみにしていてください。
佐伯雄一郎コメント
オリジナルMVに続き「廻廻奇譚」パートのディレクションを担当しています。数々の楽曲の言霊によって構築された世界でEveがパフォーマンスを繰り広げるといった内容で、VFXチームkhakiの3DCG、手描きの2Dアニメーション等、MVのテイストをベースした様々な表現を楽しんで頂けたらと思います。
「Adam by Eve: A Live in Animation」
2022年3月15日(火)よりNetflixにて配信、TOHOシネマズ池袋ほかにて1週間限定上映
出演:Eve、羽音、あの
監督・脚本・編集:依田伸隆
企画・プロデュース:STORY inc.
企画:川村元気
「暴徒」
監督:吉崎響
アニメーション制作:スタジオカラー
「退屈を再演しないで」
監督:Waboku
「廻廻奇譚」
監督:佐伯雄一郎
VFX:khaki