「ハイキュー!!」白鳥沢戦描く劇場版、新規パートに竹内良太「完成形に」
古舘春一原作によるアニメ「ハイキュー!!」の劇場版総集編「白鳥沢学園高校戦『ハイキュー!! コンセプトの戦い』」の公開を記念した舞台挨拶が、本日10月1日に東京・TOHOシネマズ新宿にて実施された。
「ハイキュー!! コンセプトの戦い」は、テレビアニメとして放送された烏野高校と白鳥沢学園高校の戦いを総集編としてまとめたもの。舞台挨拶には日向翔陽役の村瀬歩、月島蛍役の内山昂輝、牛島若利役の竹内良太、天童覚役の木村昴が登壇した。本編の感想を聞かれた村瀬は、「ひとつの世代交代が終わり、次の時代に移るんだなと感じました。熱さもあり、泣ける展開です」とコメント。内山は「これまで積み上げたものが成就し、最強のチームを倒していくところが観ていて気持ち良かった」と回答した。竹内は白鳥沢サイドの気持ちにフォーカスし、「手に汗握る戦い。烏野のプレーを体感して、絶対王者だった白鳥沢の思いも湧き出てくるような決勝戦」と述べる。木村も「白鳥沢メンバーの人間模様が全て凝縮されたような仕上がり。僕たちもワクワクしながら観ていました」と語った。
続く「好きなシーンは?」という質問に、村瀬は「日向が『高さで勝負しないとは言ってない!』と叫ぶシーン」と回答。「白鳥沢のような強いチームを前にしても、自分ことを肯定できるような強さを感じました」と話す。竹内は「牛島が最後にスパイクを打ち、日向と月島を抑え込むシーン」を挙げ、「牛島らしからぬ熱意で、最後まで足掻いて点を取ろうとする姿勢にグッときた」ことを明かす。内山は「応援している人たちの描写にグッと来る。いろいろな人に見守られて烏野は強くなるのだなと感じました」と観客にスポットを当てた。木村も「途中、応援合戦だけが流れるシーン。ラストスパートに向けての助走のように感じました」と答えるが、ほかにも劇場版に登場するシーンを次々と語り始め、「全部が名場面!!」とコメント。会場が笑いに包まれた。
「ハイキュー!! コンセプトの戦い」には、試合後の白鳥沢学園高校の様子を描く新規パートも。MCからこのシーンについて聞かれた竹内は、「あの新規カットがあって、やっと白鳥沢学園高校が完成形になると思います。部員たちへの思いを込めて演じました」とアフレコ時を振り返る。最後には村瀬からファンに向けて、「3期の内容を凝縮して、名シーンがいっぱいある胸アツな展開になっています。ぜひ引き続き応援をよろしくお願いいたします!」とメッセージが贈られた。
「劇場版総集編 白鳥沢学園高校戦『ハイキュー!! コンセプトの戦い』」は、10月12日までの2週間限定でロードショー。来場者には週によって種類が異なる烏野高校と白鳥沢学園高校のアクリルスタンディをランダムでプレゼントする。
(c)古舘春一/集英社・「ハイキュー!! 3rd」製作委員会・MBS