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変わり者の裁判官と記憶喪失少女のバディストーリー「法廷のファンタズマ」1巻

荒川三喜夫「法廷のファンタズマ」1巻が、本日11月16日に発売された。

「法廷のファンタズマ」は、変わり者として有名な裁判官・浦口徹と、記憶喪失の少女・アカリがバディで不可思議な事件に挑む裁判ドラマ。危険な運転をしたと訴えられている被告人の裁判で、検察側は統合失調症による幻覚を指摘するが、被告人は幻覚ではなく歩行者をたしかに見たと証言し、幽霊の存在が議題に上がる。事故の原因を解明したい浦口は、幽霊の存在を見定めるため現場検証をすると言い出す。そんな裁判が行われる中で、アカリは堂々と法廷の中を動き回るが人々は彼女に見向きもしない。1巻では、普通の裁判官とは違う浦口の仕事ぶりに周囲が奇異の視線を送る様子と、浦口とアカリの出会いが描かれる。同作は週刊漫画TIMES(芳文社)で連載中。