実写映画「そして、バトンは渡された」に、やまもり三香から応援イラストとコメントが到着した。
10月29日より全国公開中の映画「そして、バトンは渡された」。2019年に本屋大賞を受賞した、瀬尾まいこによるベストセラー小説が原作で、さまざまな親を渡り歩いた17歳の高校生・優子の成長が描かれる。今回の応援イラストとコメントは、優子役を演じる永野芽郁が、やまもり原作による実写映画「ひるなかの流星」で初主演を務めた縁から実現したもの。応援イラストには、物語の重要な場面で大粒の涙を流す優子の姿が切り取られた。そのほか細谷佳正をはじめ、タレントの井上咲楽、TikTokクリエイター・女優の景井ひな、フリーアナウンサー・宇垣美里、映画プレゼンター・赤ペン瀧川、映画ライターのSYO、斎藤香、映画ライター兼インタビュアーの赤山恭子からもコメントが届けられた。
やまもり三香(マンガ家)コメント
ある場面でそれまでの全てが繋がり、「そういうことか~!」とハッとさせられました(観た人はきっとまた最初から観直したくなるはず)。ご覧になった方も、まだ観てない方も、是非映画館に足をお運びください。
細谷佳正(声優)コメント
他者に影響を与えながら生きているのだと、改めて思わされました。他者の決断を尊重する様々な登場人物の姿に、これから先の人間関係の在り方を感じたし、他者の意思を封じ込めてしまうエゴの中にも、愛情を見たような気がしました。
井上咲楽(タレント)コメント
愛の瞬間に溢れた物語でした。全てがわかった時、あれもこれも…そうだったの…?と見たもの全てが線で繋がりました。
この親子にとって嘘も愛情だったということをわかった上でもう一度見たいです。家族に会いたくなりました。
景井ひな(TikTokクリエイター・女優)コメント
血が繋がっていないなんてちっぽけなように思える。それくらい沢山の愛情と温かさが溢れた素敵な映画でした。普段から家族や周りの方に感謝してはいたものの、改めてやはり当たり前だと思ってはいけないなと考させられ、わたしが持っている“バトン”へ想いを巡らせて温かい気持ちになる作品でした。
宇垣美里(フリーアナウンサー)コメント
画面いっぱいに溢れるそれぞれの愛の形がじんわりと胸に沁みる。家族とは血の繋がりにあらず。自分や自分の大切な人を大切に慈しみここまで守ってくれた人たちの声が聞きたくなった。
赤ペン瀧川(映画プレゼンター)コメント
人生には“出会いと別れ”の数だけ物語がある。そしてこの映画には“全親が同じタイミングで泣いちゃう秘密の物語”が隠されている。大切な誰かと一緒に温かいご飯が食べたくなる映画です!
SYO(映画ライター)コメント
分断の時代のただ中で、この映画は切れ切れの愛をつないでいく。そうして出来上がる、絆のバトン。真心が詰まった、命の贈り物。
受け取った僕らは明日へと向かう。しっかり泣いて、最後は笑顔で。
赤山恭子(映画ライター・インタビュアー)コメント
練られた構成。美しい音のしらべに乗せて、大事な人を想う気持ちはどんどん高まってゆく。涙に色はないはずだが、永野芽郁が流す涙は、まるで色づいてみえた。実直な森宮さんのアースカラーに、カラフルな服を纏う梨花のヴィヴィッドに。何色にも染まれる透明さで、観る者の心をきらめかせる。
斎藤香(映画ライター)コメント
良好な家族関係は、血の繋がり以上に思いやりが大切だと教えてくれる作品。風来坊のような義理の母・梨花の突飛な行動には驚きますが、最後は、散りばめれていた伏線がスルスルと回収され、じんわり感動!いい意味で裏切られました!
(c)2021映画「そして、バトンは渡された」製作委員会