舞台「千と千尋の神隠し」の第3弾キャストが発表された。兄役と千尋の父を大澄賢也、父役を吉村直、青蛙をおばたのお兄さんが演じる。
2022年2月から3月にかけての東京・帝国劇場での上演を皮切りに、大阪、福岡、北海道、愛知で開催される舞台「千と千尋の神隠し」。大澄は「本当に素晴らしいキャスト、スタッフの方々と共にこの作品に携り作る喜び、興奮は、言葉では言い表わせません」とコメントを寄せた。また吉村は「こんな時だからこそ、生きる素晴らしさを舞台と客席とで感じあいたい! 楽しもう!」と呼びかけ、おばたのお兄さんは「全身全霊、青蛙になりきります!」と意気込みを述べている。そのほか23人のキャストと、スタッフ情報も公開となった。
2001年に公開され、2003年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞した「千と千尋の神隠し」。舞台の翻案・演出はジョン・ケアードが務める。千尋役を橋本環奈と上白石萌音、ハク役を醍醐虎汰朗と三浦宏規、カオナシ役を菅原小春と辻本知彦、リン役を咲妃みゆと妃海風、釜爺役を田口トモロヲと橋本さとし、湯婆婆/銭婆役を夏木マリと朴ろ美が演じる。
大澄賢也コメント
世界初演・宮崎駿監督の不朽の名作・John Caird 演出の舞台「千と千尋の神隠し」に出演させて頂きます。
ナイツテイルに引き続き John の演出で、本当に素晴らしいキャスト、スタッフの方々と共にこの作品に携り作る喜び、興奮は、言葉では言い表わせません。
演劇の神に感謝です。
どうぞ宜しくお願い致します。
吉村直コメント
「世界的な成功へ」
ジョンとまた舞台を創れる! これ以上の喜びがあろうか! 彼の創る舞台はとにかくステージに立つ役者達に命をくれる! それはスタッフに対しても同じだ! 作り手のみんなが、観に来て下さった皆さんに、時間と空間を思う存分楽しんで頂くことに喜びを覚えるのだ! こんな時だからこそ、生きる素晴らしさを舞台と客席とで感じあいたい! 楽しもう!
おばたのお兄さんコメント
ジブリ作品に魅了され、ジブリ作品を観て大人になりました。その中でも「千と千尋の神隠し」は僕が一番大好きな作品です。その作品に携われるなんて本当に夢のようです。全身全霊、青蛙になりきります!
舞台「千と千尋の神隠し」
時期:2022年2・3月
場所:東京都 帝国劇場
時期:2022年4月
場所:大阪府 梅田芸術劇場メインホール
時期:2022年5月
場所:福岡県 博多座
時期:2022年6月
場所:北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
時期:2022年6・7月
場所:愛知県 御園座
スタッフ
原作:宮崎駿
翻案・演出:ジョン・ケアード
共同翻案 :今井麻緒子
オリジナルスコア :久石 譲
音楽スーパーヴァイザー・編曲:ブラッド・ハーク
オーケストレーション:ブラッド・ハーク/コナー・キーラン
美術 :ジョン・ボウサー
パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ
振付:井手茂太
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像:栗山聡之
音楽監督・指揮:深澤恵梨香
舞台監督:北條孝
演出補佐:今井麻緒子
演出助手:永井誠、小貫流星
プロデューサー:尾木佳
協力:スタジオジブリ
製作:東宝株式会社
キャスト
千尋:橋本環奈、上白石萌音
ハク:醍醐虎汰朗、三浦宏規
カオナシ:菅原小春、辻本知彦
リン:咲妃みゆ、妃海風
釜爺:田口トモロヲ、橋本さとし
湯婆婆・銭婆:夏木マリ、朴ろ美
兄役・千尋の父:大澄賢也
父役:吉村直
青蛙:おばたのお兄さん
阿部真理亜、新井海人、五十嵐結也、桜雪陽子、大重わたる、折井理子、可知寛子、香月彩里、城俊彦、末冨真由、田川景一、竹廣隼人、知念紗耶、手代木花野、中上綾女、花島令、松之木天辺、水野栄治、武者真由、保野優奈、八尋雪綺、YAMATO、山野光
※宮崎駿の崎はたつさき、辻本知彦の辻は1点しんにょうの点、朴ろ美のろは王へんに路が正式表記。