はるおかりの原作、ミナミ作画「廃妃は再び玉座に昇る ~耀帝後宮異史~」1巻が、本日10月12日に発売された。
小学館文庫より刊行されている同名小説を原作とした「廃妃は再び玉座に昇る ~耀帝後宮異史~」。耀国の皇族の外戚である劉一族の娘として、不自由ない生活を送っていた主人公の美凰は、16歳のとき、初恋の人である耀国皇帝・司馬雪峰との結婚が決まる。しかし彼と初めての夜を過ごす日、美凰は伯母が“残虐非道な稀代の悪女”と呼ばれ、自身は屍の上に築かれた箱庭の中に居たことを知る。そして刑場に引っ立てられた美凰は処刑されるのだが……。10年後、16歳の頃と変わらぬ姿で幽閉生活を送っていた美凰は、幼少期に姉弟のように過ごしていた司馬天凱と再会。雪峰の崩御後に皇帝となった天凱は、都で猛威をふるう鬼病を鎮めるため、美凰の身に宿る奇しき力が必要になったと語る。そして美凰は、未だ怨憎が煮え立つ後宮に舞い戻ることとなるのだった。奇しき力を持つ廃妃と、若き皇帝による後宮純愛ファンタジーが繰り広げられる。