青山剛昌「名探偵コナン」のスピンオフ作品「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」と「名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム)」のアニメ化が決定。併せて各作品のティザービジュアルと、両作合同の特報PVが公開された。
「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」「名探偵コナン ゼロの日常」のアニメ化は10月18日発売の「名探偵コナン」100巻に合わせて展開されている、「100巻プロジェクト」の一環。8月にTVアニメの制作が発表された「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」も含めて、「名探偵コナン」の公式スピンオフ3作品すべてがアニメ化されることになった。
「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」は黒タイツのようなビジュアルでおなじみの“犯人”を主人公に据えた“クリミナル・ギャグ”。青山が原案を務め、かんばまゆこが2017年に少年サンデーS(小学館)にて連載をスタートした。一方の「名探偵コナン ゼロの日常」で描かれるのは、公安・探偵・黒ずくめの組織と、3つの顔(トリプルフェイス)を持つ安室透の誰も知らない日常。青山完全監修のもと、新井隆広により2018年から週刊少年サンデー(小学館)で不定期連載されている。
アニメ「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」のティザービジュアルは犯沢さんのうしろ姿、「名探偵コナン ゼロの日常」のティザービジュアルは安室のうしろ姿がそれぞれ描かれたもの。特報PVでは原作のコマとアニメのティザービジュアルが使われ、2作品のアニメ化が告知されている。さらに青山、かんば、新井からはコメントが到着。青山は「『名探偵コナン』から生まれた『ゼロの日常』『犯人の犯沢さん』! まさかアニメ化になるとは…(笑)」とアニメ化について話し、「『ゼロの日常』は安室のほんの一時の休息を、『犯人の犯沢さん』はあの全身黒タイツの日常(笑)を楽しんでくれちゃってください!(笑)」と語った。
またかんばは「コナンランドのアトラクションに乗ったつもりで犯沢さんと一緒に米花町の大冒険をお楽しみください」とメッセージを送る。そして新井は「アニメならではの構成や演出はもちろん 漫画では絶対に発することができない 『音』も楽しみに 放送をワクワクしながら皆様と一緒に待ちたいと思います!」と期待を述べた。なお10月18日には「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」6巻と、「名探偵コナン ゼロの日常」5巻が発売される。
青山剛昌コメント
どーも青山です!
『名探偵コナン』から生まれた『ゼロの日常』『犯人の犯沢さん』! まさかアニメ化になるとは…(笑)
『ゼロの日常』は安室のほんの一時の休息を、『犯人の犯沢さん』はあの全身黒タイツの日常(笑)を楽しんでくれちゃってください!(笑)
アニメの放送、オレも楽しみです♪
かんばまゆこ(「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」原作者)コメント
『名探偵コナン』を愛してやまない皆様、お待たせしました!これは公式のアニメですよ!公式です!
ありがとうございます!ミステリーの影の功労者、犯人…。殺人はよくないことだけど、彼らだってこの恐ろしい魔窟で…生きてるんだ!
コナンランドのアトラクションに乗ったつもりで犯沢さんと一緒に米花町の大冒険をお楽しみください。
新井隆広(「名探偵コナン ゼロの日常」原作者)コメント
『犯人の犯沢さん』『ゼロの日常』Wアニメ化おめでとうございます!
1話あたり10p程の短編作品でありスピンオフである本作品が
様々なハードルを越えてアニメになることに驚き またうれしく思います
アニメならではの構成や演出はもちろん 漫画では絶対に発することができない
「音」も楽しみに 放送をワクワクしながら皆様と一緒に待ちたいと思います!
(c)かんばまゆこ・青山剛昌/小学館・「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」製作委員会
(c)新井隆広・青山剛昌/小学館・「名探偵コナン ゼロの日常」製作委員会