売れないバンドマンが注目の画家に。でもその絵は本当は…「カペラの眩光」1巻
相澤いくえ「カペラの眩光」1巻が、本日9月29日に発売された。
ヤングアニマルZERO(白泉社)で連載中の「カペラの眩光」は、バンドマンをしながら画家としての顔も持つ青年・日辻青色の物語。バンドはまったく売れる兆しが見えないが、画家としては定期的に仕事をもらえており、そのことを日辻は複雑に感じている。なぜなら日辻の絵は引きこもりの友人・夜木が描いたもので、自分は家の外に出ることができない彼の代理でしかないからだった。夜木の絵が世間に認められ、そのおかげでバンドの知名度も上がっていくが、二重生活の苦しみも増していく日辻。才能に翻弄される若者の痛ましい青春が描かれる。