私とペット第28回小松未可子×ノエル・エメ

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3年 ago

「おうち時間をともにする愛するペットを、思う存分自慢してもらいたい！」をテーマに展開中の、コミックナタリーのコラム連載「私とペット」。第28回には声優の小松未可子が、愛猫・ノエル＆エメとともに登場。ペットを飼うことをずっとずっと夢見ていたという小松が、満を持してお迎えしたノエル＆エメとの日々を語ってくれた。

取材・構成 / 増田桃子

名前

ノエル（ノエっちゃん）、性別：♂
エメ（エメっちゃん）、性別：♀

種別

スコティッシュフォールド

誕生日 / 年齢

ノエル（1歳7カ月）
エメ（1歳4カ月）

初めて出会った日の思い出

とてもおとなしい猫ちゃんですと聞いていたのですが、家に帰る途中から出してくれ～とアピールが始まり、家についた瞬間から大冒険の始まり。大暴れでした（笑）。
猫をかぶっていたようです。

その3カ月後にやってきたエメちゃんも、遊ぶのが大好きな猫ちゃんでした。
好奇心旺盛。先住猫であるノエルくんの、嫉妬の目線をものともせず、自らノエルくんに遊びをけしかけたり、ペロペロと毛づくろいをしたりと、コミュニケーションスキルが高かったです。

好きな食べ物

2匹とも栗が大好きです。
私が栗を食べていると、ものすごい勢いで飛んできます。
あとは、「ねこぴゅ～れ」のまぐろ・かつおが好きです。
毎朝、水で溶いたものを水分補給代わりに出していますが、ごくごく飲み干します。

好きな遊び

ノエルは、エメを追いかけるのが大好きです。
エメは、たまに迷惑がっていますが……（笑）。
編みぐるみのネズミのおもちゃもお気に入りで、朝たまにベッドの上に置いてあります（笑）。
エメちゃんは、紐のようなものはビュンビュンするものが好きで、ご飯を食べる前に絶対運動しないと気がすまないようで、「遊んで～～～!!!」のアピールが激しいです。
きっと体型維持に余念のないストイックな猫ちゃんなんでしょう……!?

チャームポイント

ノエルは、ピンクのお鼻と肉球、耳横の謎の長い毛。
あと毛がサラッサラなんです。ブラッシングのくし通りがなめらか。

エメはノエルとは逆の毛質で、いわゆる猫っ毛らしく細くてふわふわ。
ブラッシングをすると、ノエルの2倍は毛がとれます。
ヒゲがとても長くて弧を描くのがチャームポイント。
あと白靴下（くるぶし）も魅力的です。

好きなところ

ノエルの一番好きなところは、なんといっても甘えん坊。
姿が見えないとすぐに呼ばれます（笑）。
台本をチェックしていると必ず上に乗って邪魔をしてきます。
冬になると、必ず私の枕で寝るので、枕の取り合いです（笑）。
そのくせ爪切りが嫌なときは、噛んだりケリケリしてきます。わがまま王子です。

エメちゃんは、遊んでアピールをするときに、なぜか足のつま先を甘噛みしたり、足にスリスリしてきます。く、臭くない……？と不安になりますが、本人が満足そうなのでよしとします（笑）。
あと必ず顔をみてニャァンと鳴くのがたまらなくかわいいです。好きです。

定番の過ごし方

エメちゃんは、窓辺が大好きで、よく窓辺の隙間に入り込んで日向ぼっこやニャルソックに勤しんでいます。
あれ？エメちゃんどこいった？というときはだいたい窓辺か、カーテン裏に潜んでいますね。

ノエルくんは、キャットタワーの透明なボウルゾーンが大好きで、ヘリに顎をのせてくつろいでいます。
あとはケージのハンモックが大好きで、昔はエメがハンモックを使っていると「僕のお気に入りの場所だぞ！どけ！」と言わんばかりに、よく追い出していました。最近は丸くなったのか、仲良く2匹で使っていたりします。

ペットに対する思い

私はこれまで、動物を飼った経験が一度もなく、猫カフェに訪れたり、友達の家で動物に触れるたびにいつかは猫と暮らしてみたい……とずっと夢見ていました。
経済的に難しいかな……？今の生活習慣で育てられるかな……？と、いろいろ不安に感じましたし、やはり経験がないことが一番のネックだったのですが、自分の中で、ようやくいろいろなゆとりが生まれ始めてから、よし、猫について勉強しよう！と、本を読んだり、実際に猫を飼っている友人の話を聞いたり、インターネットやYouTubeなどでいろいろな知識を入れて、満を持してお迎えしました。

それでも、実際に猫と暮らしてみると、想定外の出来事がたくさん起こり、どう対処すればいいんだ……!?と、特に初めてお迎えした猫であるノエルとは、よく喧嘩したものです（笑）。
エメちゃんをお迎えしてからは、ノエルくんの経験がけっこう活かされたように思います。
ノエルも、より甘えん坊になりました。けっこうバイオレンスな部分があったりしましたが、それも加減を覚えてくれたのか、随分優しくなってきた気がします。
何より猫ファーストな生活になりましたが、これがまったく苦ではなく、むしろ幸せをたくさん運んでくれています。
ささやかな家での時間が、何より幸せになりました。
ノエルとエメがだらしなく転がっている姿が一番好きです（笑）。

読者へのメッセージ

動物と暮らす経験のなかった私が、猫と暮らして一番感じたのは、人間と、人間以外の動物が、こんなに愛を持って共生できるんだ！ということでした。
言葉が通じない。生態も異なるまったく別の生き物なのに、お互いの存在を認め合い、愛情を感じ合い、寄り添い合える。なんて素敵なのでしょう。
もちろん時にぶつかり合うことも、反りが合わない日もあります。
人間でもまったく同じだなあと感じます。そうやって一緒に過ごしていくうちに、かけがえのない家族になっていく。
皆さんにとっての、そんなかけがえのない存在が、ともにいつまでも幸せでありますように！