萩原ケイク「それでも愛を誓いますか?」のTVドラマ化が決定。主演を松本まりかが務める。
「それでも愛を誓いますか?」は、セックスレスや女性のキャリアに思い悩む主人公・純須純を描くラブストーリー。夫と結婚してから専業主婦として生きてきた純が、「子供を産むリミット」「夫に養われ自立できない不安」「30代の再就職」「途切れない夫婦の営みへの憧れ」といった悩みに直面し、模索していく姿が描かれる。めちゃコミックほかにて配信され、双葉社から単行本が5巻まで刊行されている。
TVドラマは10月2日からテレビ朝日、3日からABCテレビにて放送開始。監督には広瀬奈々子が名を連ね、脚本を兵藤るり、鈴木史子、川原杏奈が手がける。萩原はドラマ化について「ドラマ化の第一報が『主演は松本まりかさん』でした。ひたむきにお仕事をされる俳優さん、という印象だったので、松本まりかさんが純を演じて下さることがとても嬉しいです」とコメントを寄せた。
萩原ケイクコメント
ドラマ化の第一報が「主演は松本まりかさん」でした。
ひたむきにお仕事をされる俳優さん、という印象だったので、松本まりかさんが純を演じて下さることがとても嬉しいです。
他、出演していただける全ての俳優の皆さま、企画から制作…関わって下さる全ての方々に感謝です。
放映される日を楽しみにしています。
松本まりか(純須純役)コメント
「この作品は私の人生を賭けたものです」という、原作に記された萩原ケイク先生の言葉が、心から離れません。それほどの想いが宿った作品を託していただけたことに感謝し、今まで経験してきた感情や痛みや喜び、その全てを注いで演じたいと思います。
この作品は、劇的な何かがあるドラマではありません。
人が殺されたり、ドロドロの不倫をしたり……そういった派手な出来事は起きないのに、なぜかこの作品では、何気ない日常こそがドラマティックで。
撮影では、小さな幸せの発見の連続です。
他はすべて幸せなはずのに、“女としてだけ満たされていない女性”、純。
「愛があればセックスなんかいらない」とか、「夫婦はもっと超えたところにある」とか、言葉では理解していても、どうにもできないもどかしさ。
これまであまり描こうとしてこなかった、言語化できない微細な感情や、触れてはいけない“人の聖域”のようなものにスポットライトを当てたドラマです。
1シーン1シーン、驚くほど丁寧に、大切に撮影しています。
様々な想いを抱える皆さんに、そっと優しくお渡しできる作品になりますように。
広瀬奈々子監督コメント
まだクランクインしたばかりですが、キャストのみなさんと丁寧に物語を紡ぐことができ、とても幸せな毎日を送っています。撮影中、松本まりかさんがふと「宝物を探すような作業」とおっしゃっていたことが印象に残っていて、それが私にとっても、作品にとっても、大きな原動力になっていると感じています。
三人の若手の脚本家たちと、何度も膝を突き合わせて練り上げたドラマ版『それでも愛を誓いますか?』は、最終話が完全オリジナルです。松本さんを始めとするキャストが演じる愛のゆらぎを、どうぞお楽しみください。
その中にきっと、見る人にも通ずる「宝物」があると思います。
TVドラマ「それでも愛を誓いますか?」
放送・配信情報
ABCテレビ:2021年10月3日(日)より毎週日曜23時25分
テレビ朝日:2021年10月2日(土)より毎週土曜26時30分
ABCテレビでの放送後、TELASAにて独占配信
スタッフ
原作:萩原ケイク『それでも愛を誓いますか?』(双葉社)
監督:広瀬奈々子、森本晶一、橋本英樹、渡邉裕也
脚本:兵藤るり、鈴木史子、川原杏奈
キャスト
純須純:松本まりか