プリキュア好きを公言するパンサーの向井慧が「トロプリ」に本人役で出演

左からキュアラメール、向井慧、キュアサマー。

TVアニメ「トロピカル~ジュ!プリキュア」に、パンサーの向井慧が本人役でゲスト出演する。

現在、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットで放送中の「トロピカル~ジュ!プリキュア」。向井は劇中に出てくるテレビ番組の司会者として、8月15日放送の第24話に登場する。以前より「プリキュアが好き」と公言し、その魅力や自身が受けた影響をメディアで語っていた向井は、出演が決まったことについて「声優のオファーを頂いてめちゃくちゃ嬉しかったです。ちょっとでも(プリキュアに)関われたら嬉しいなと思って『ぜひぜひやらせてください!』と伝えました」とコメント。また起用理由について、番組プロデューサー・田中昂は「尋常ではない温度感で『プリキュア』をお話しいただいているところを拝見し、その熱量をトロプリにも分けていただきたい、向井さんをプリキュア側からも応援したい、と思い、今回オファーさせていただきました」と語っている。

向井慧コメント

出演が決まったときの感想

(プリキュアは)「HUGっと!プリキュア」から観始めたんですが、その作品があまりに胸にぐっときて。ラジオとかで30分くらい、僕が感動をしたことを喋ったんです。それを聞いてくださった方から「すごく面白い」って反響があって!それで、このタイミングで、声優のオファーを頂いてめちゃくちゃ嬉しかったです。ちょっとでも(プリキュアに)関われたら嬉しいなと思って「ぜひぜひやらせてください!」と伝えました。でも台本を頂いたら、思っていた8倍くらい台詞が多くて(笑)!!「いや、そこまではちょっと荷が重い」って話です(笑)。自分の好きな作品なだけに、不安も大きくなってきました。

アフレコに挑戦した感想

何が恐ろしかったかって、緊張しすぎて、アフレコブースにペンも水も持ってくるのを忘れて、台本一つできちゃったんです!(演出の方から)3つくらい一気に指示を出されて、「すっごくペンほしい……!!(汗)」と思ったんですが、ペンを取りに行ったら皆になめられてしまう……と思って、(ペンも水もない状態で)ギリギリの状態でアフレコをやっていたってことをお伝えしたいです(笑)。
そんな状態を隠して、「よくやったな」って自分を褒めてあげたいです(笑)。

「プリキュア」の魅力

大人が観ても「大切にしなきゃいけない」ことや、「今考えなきゃいけない問題」とかがしっかりタイムリーに入っているところですね。子どもだけが楽しむものじゃない、大人も観て何か感じることができるっていうのが一番大きいかなと僕は思います。
初めて(「プリキュア」を)見た「HUGっと!プリキュア」で、地球上の全員がプリキュアになる瞬間があったのですが、それこそ多様性の塊というか、「誰だってプリキュアになっていいんだよ」っていうメッセージを感じて。「こうあらなきゃいけない」という、狭いカテゴライズを全部取っ払ったような瞬間なような気がして。
(プリキュアは)大事なメッセージをいっぱい受け取ることができる良い作品だと思ってます。

視聴者へのメッセージ

(「プリキュア」は)僕みたいな30代中盤の男でも、非常にハマる魅力があるので、全世代、全人類に見ていただければと思います!(僕も24話に)ガッツリ出演しておりますので、ぜひ注目して見てください!

(c)ABC-A ・東映アニメーション