「リクはよわくない」10月1日に公開、斉藤和義の書き下ろし楽曲流れる予告映像が到着

映画「リクはよわくない」ビジュアル

アニメーション映画「リクはよわくない」の劇場公開日が10月1日に決定。併せて予告映像とポスタービジュアル、主題歌情報が公開された。

「リクはよわくない」の原作は、坂上忍が文を書き下ろし、野性爆弾のくっきー!が挿絵を担当した絵本。坂上自身の体験をもとに、5歳の「ぼく」とイタリアングレーハウンドの子犬・リクの何気ない日々が綴られている。公開された予告映像は、桜が咲き誇る季節に松本梨香演じる「ぼく」が、浅野真澄演じるリクを初めて家に連れて来たところからスタート。「ぼく」は身体が弱いリクも、犬の兄弟達と一緒に暮らせばきっと元気になると信じ、森川智之演じる長男のチワワ・ツトム、杉田智和演じる次男のミニチュア・ダックスフントのヨースケ、森久保祥太郎演じる三男のフレンチ・ブルドッグのマルちゃん、花江夏樹演じる四男のパグ・パグゾウの兄弟として迎え入れる。そんな中で一向に馴染もうとしないリクを、パグゾウたちが心配そうに慰めると……。

また主題歌は、斉和義の書き下ろし楽曲「朝焼け」に決定。斉は楽曲について「自分の家にも野良から家猫になった子が沢山いたので、『リクはよわくない』大変共感しました。自分なりに、リクや一緒に暮らしてきた動物達への想いを曲にしたつもりです」とコメント。ギターとコーラスを面識があったというくっきー!に依頼したことも明かした。かねてから斉のファンだという坂上は「『リクはよわくない』が映画化されるとなり、主題曲をお願いしたい人はいますか?と問われたとき、『ちびまる子ちゃん』のエンディング主題歌を唄っている斉和義さんが思い浮かび、勝手な想像ですが、子供達や動物への想いをどこかに感じ、ダメ元でお名前を出させて頂いたところ、めちゃめちゃ早く快諾のお返事を頂いたことに感銘を受けました」と喜びの声を寄せた。なお楽曲「朝焼け」は、予告映像で聞くことができる。

映画「リクはよわくない」では、原作にはないエピソードが盛り込りこまれたオリジナルストーリーを展開。アニメーション制作は勝鬨スタジオと十文字、監督は荒川眞嗣が務める。

和義コメント

坂上さんが動物好きなことはテレビ等で知っていました。
毒舌の裏で優しい方だなぁ…と。
自分の家にも野良から家猫になった子が沢山いたので、「リクはよわくない」大変共感しました。
自分なりに、リクや一緒に暮らしてきた動物達への想いを曲にしたつもりです。
くっきー!の絵も大好きだったのでアニメーションになるのが楽しみです。
レコーディングにもギターとコーラスで参加してもらいロック度数が更に増しました!
一発オッケー! 流石です。

坂上忍コメント

和義さんと面識はなく、ボクはただの一ファンでした。
「リクはよわくない」が映画化されるとなり、主題曲をお願いしたい人はいますか?と問われたとき、「ちびまる子ちゃん」のエンディング主題歌を唄っている斉和義さんが思い浮かび、勝手な想像ですが、子供達や動物への想いをどこかに感じ、ダメ元でお名前を出させて頂いたところ、めちゃめちゃ早く快諾のお返事を頂いたことに感銘を受けました。
で、デモテープを聴いて更に感動した次第です。

映画「リクはよわくない」

2021年10月1日公開

キャスト

原作:『リクはよわくない』作:坂上忍 / 絵:くっきー!(インプレス刊)
監督:荒川眞嗣
脚本:水月秋
美術監督:菊地正典
編集:重村建吾
製作幹事:MMDGP / チャンスイン
プロデューサー:福井政文、酒匂暢彦、堀裕 治
制作担当:小島勉
絵コンテ:荒川眞嗣 
演出助手:明比隆一
アニメーション制作:勝鬨スタジオ / 十文字(制作協力:NIHODO MEDIA)
音響監督:サイトウユウ
音響効果:今野康之
調整:水本大介
録音:稲垣 聡 
録音スタジオ:東洋レコーディング
音響制作:チャンスイン
音響制作担当:武久友理江
音楽:佐々木宏人
製作幹事:MMDGP / チャンスイン 
配給:東京テアトル / チャンスイン

キャスト

ツトム(長男):森川智之
ヨースケ(次男):杉田智和
マルちゃん(三男):森久保祥太郎
パグゾウ(四男):花江夏樹
リク(末っ子):浅野真澄
ナレーション(ぼく):松本梨香

(c)坂上忍/くっきー!/インプレス/MMDGP/リクはよわくない製作委員会