あさのますみ、自死した友人についてのエッセイが書籍化「逝ってしまった君へ」

「逝ってしまった君へ」

あさのますみによる書籍「逝ってしまった君へ」が、本日6月30日に小学館から発売された。

同書は2020年3月にあさのがnoteで発表し、「cakesクリエイターコンテスト2020」を受賞するなど大きな反響を呼んだエッセイに大幅な加筆を施したもの。2019年1月、あさのの古い友人は自らの意思で死を選んだ。大切な人を失った大きな悲しみ、遺書にあった自らへのメッセージ、告別式、初めての“遺品整理ハイ”.、そして悲しみの中で見つけたひとつの光など、遺された側の思いが逝ってしまった“君”への手紙形式で綴られる。あさのは「大切な人を突然失ったとき、それまで味わったことがなかった感情が、たくさん沸き起こりました。経験してはじめて知ったこと、誰にも言えなかったこと。私なりの願いをこめて、言葉にしました」とコメントしている。