本田真吾「終園地」の単行本上下巻が、本日6月29日に発売された。
「終園地」は、山奥にひっそりと建てられた謎の遊園地・ハッピーランドを舞台に描くパニックホラー。愛する妻や子供と久々に家族揃って車で外出することになった健二は、運転中に道に迷ってしまい、気付くとハッピーランドを訪れていた。自分がどこへ向かおうとしていたのかすら思い出せず違和感を覚える健二だったが、子供のはしゃぐ姿を見てハッピーランドで1日過ごすことを決意。しかしハッピーランドのアトラクションはどれも命を懸けて遊ばねばならないもので、さらには遊園地から帰れるのは一家族のみであることが支配人から発表され……。命懸けでアトラクションに挑む中で、それぞれが抱える秘密を次々と暴かれていく家族の姿が描写される。漫画ゴラクスペシャル(日本文芸社)で連載された。