奥山ケニチの単行本「奥山ケニチ短編集 めくれる思春期」が、本日6月28日に刊行された。
収録作の1つ「磯辺くんとパンツ」は、男子高校生の磯辺くんがエスカレーターで女性の下着をのぞき、警備員に見つかって逃げた拍子に階段から落ちて死んでしまった、というところから物語が始まる。主人公の善田は、そんな磯辺くんと“パンチラのロマン”をこっそり共有していた仲間で……。モーニング（講談社）の新人賞で大賞に輝いた、男子高校生2人の青春ストーリーだ。そのほかヤングキング（少年画報社）や月刊！スピリッツ（小学館）に掲載された作品、10年以上前に執筆したという短編まで、8編の物語が収録された。
なお本日、奥山がヤングキングにて連載している「ワンナイト・モーニング」の最新5巻も発売に。同作は一夜をともにしたカップルが翌朝一緒に食べる朝ごはんをテーマにした朝食オムニバスで、実写ドラマ化も発表されている。
