スクウェア・エニックスのゲーム「聖剣伝説 Legend of Mana」のアニメ化が決定した。「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」のタイトルで制作される。
1999年に発売された「聖剣伝説 Legend of Mana」は、アクションRPG「聖剣伝説」シリーズの第4作目。シリーズのテーマである“マナ”を巡る物語が、絵本のようなグラフィック、幻想的な音楽の中で描かれる。6月24日にはHDリマスター版が発売された。シリーズ30周年を記念して制作されるアニメ「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」では、ワーナーブラザースジャパンがプロデュースを担当し、アニメーション制作はグラフィニカと横浜アニメーションラボが担う。草人などを描いたティザービジュアルも公開された。
シリーズディレクターの小山田将によると、アニメ化の打診はHDリマスター版の企画もない頃だったという。小山田は「せっかくなのでお話だけでも、と、軽い気持ちで会議に参加したところ、ワーナーブラザースジャパン八幡氏が口にされたのは、『どうしてもLOMでやりたいんです』という力強いお言葉と想い。ラヴが重い。ああ、これに答えるにはゲームも早く作らねば──といった経緯でリマスター版が始まったとか始まらなかったとか…」と明かし、ファンに向けて「LOMファンの皆さん、安心してください。このアニメに関わる人達は、間違いなく当時の(LOMを)好きな気持ちを持ったままの大人です」と述べた。
小山田将(「聖剣伝説」シリーズプロデューサー)コメント
アニメ化のご提案を頂いたとき、「聖剣伝説 Legend of Mana」のHDリマスター版は、影も形もないどころか、まだ検討もしていない状態でした。
せっかくなのでお話だけでも、と、軽い気持ちで会議に参加したところ、ワーナーブラザースジャパン八幡氏が口にされたのは、「どうしてもLOMでやりたいんです」という力強いお言葉と想い。ラヴが重い。
ああ、これに答えるにはゲームも早く作らねば──といった経緯でリマスター版が始まったとか始まらなかったとか…。
LOMファンの皆さん、安心してください。
このアニメに関わる人達は、間違いなく当時の(LOMを)好きな気持ちを持ったままの大人です。
「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」
原作:スクウェア・エニックス
プロデュース:ワーナー ブラザース ジャパン
アニメーション制作:グラフィニカ×横浜アニメーションラボ
(c)SQUARE ENIX / サボテン君観察組合