普通の青年が裏社会に染まっていく、草下シンヤの小説「半グレ」マンガ版1巻
草下シンヤ原作による山本隆一郎「半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―」1巻が、本日6月18日に発売された。
ヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中の同作は、「裏のハローワーク」など裏社会をテーマにした小説を多く発表している草下による「半グレ」を、「サムライソルジャー」などで知られる山本がコミカライズしたもの。主人公の真は母子家庭で育ち、母へ恩返しするために新卒で就職しようと必死になっていた。なんとか彼が就職したイベント会社は、社員にやる気が感じられず、茶髪や入れ墨率も高いブラック企業。さらには社長も逮捕され、オーナーの乙矢は半グレ集団・環状連合のリーダーだったことがわかる。困惑する真だったが、母親が倒れて入院費が必要になったことから、乙矢の指示によって会社の社長となり、アンダーグラウンドの世界に身を投じていく。