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「宇宙戦艦ヤマト2205」前章の特報公開、福井晴敏「本当に胸に響く作品になった」

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」の特報が公開された。

1979年に放送されたテレビスペシャル「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」をモチーフに、全2章で描かれる「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」。前章は10月8日より劇場上映されるほか、同日よりBlu-ray特別限定版の販売、デジタルセル配信が行われる。

なお去る6月12日に行われた特別総集編「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」の上映記念舞台挨拶でも、森雪役の桑島法子や、「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」のシリーズ構成・脚本を手がける福井晴敏が「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」について言及した。桑島は「『2205』本当に期待しておいてください。『2205』には、新しいクルーが多く登場し、新しい風が吹いているので、雪は見守っていきたいと思います」とアピール。福井は「先日、山寺さんのアフレコが終わりました。本当に胸に響く作品になったように思います」と自信を見せ、またデスラーをメインに据えたティザービジュアルについて「『2205』は古代とデスラーのダブル主演と言っても過言ではない作品」と語った。

「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」上映記念舞台挨拶コメント

桑島法子(森雪役)

本当に今日を迎えられて嬉しく思います。まだまだ上映期間ありますので、一人でも多くの方にヤマトが届きますように。そして、『2205』本当に期待しておいてください。『2205』には、新しいクルーが多く登場し、新しい風が吹いているので、雪は見守っていきたいと思います。

山寺宏一(アベルト・デスラー役)

本日はお集まり頂き、ありがとうございました。何度も作品を見ていますが、ラストの真田の語りは、今の時代に大切なことが詰まっていると感じています。ヤマトをはじめてみる方にこそお勧めしたい作品ですので、今作を是非たくさんの方に進めていただきたいです。

佐藤敦紀(「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」ディレクター)

ついこの前まで閉まっていた劇場に、お客さんがいることにしみじみと嬉しく思います。作品は皆さんに視聴いただいて初めて作品として成就できると思っていますので、この作品はもちろん、他の映画も愛して欲しいです。

福井晴敏(「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」構成・監修・脚本)

今作は、今までの総集編というよりも、新しいスタートラインのような作品です。これからもリメイクヤマトシリーズは、壮大な物語として続いていきます。今作を視聴すれば『2205』を存分に楽しめますので、是非たくさんの方に広めていただきたいです。『2205』の上映の際、満員のスクリーンで再びお会いできることを楽しみにしています。

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」

2021年10月8日(金)より劇場上映

スタッフ

原作:西崎義展
製作総指揮・著作総監修:西崎彰司
監督:安田賢司
シリーズ構成・脚本:福井晴敏
脚本:岡秀樹
キャラクターデザイン:結城信輝
メカニカルデザイン:玉盛順一朗/石津泰志/明貴美加
音楽:宮川彬良
音響監督:吉田知弘
CGディレクター:後藤浩幸
アニメーション制作:サテライト
配給:松竹ODS事業室

キャスト

古代進:小野大輔
森雪:桑島法子
真田志郎:大塚芳忠
アベルト・デスラー:山寺宏一
スターシャ:井上喜久子
土門竜介:畠中祐
徳川太助:岡本信彦
京塚みや子:村中知
坂東平次:羽多野渉
坂本茂:伊東健人

※西崎義展、西崎彰司の崎はたつさきが正式表記。

(c)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会