オリジナル長編アニメ「THE LORD OF THE RINGS: THE WAR OF THE ROHIRRIM(原題)」の制作が決定。監督を神山健治が務める。
長編アニメのもととなるのは、J.R.R.トールキンの小説シリーズ「指輪物語」。同作は「ロード・オブ・ザ・リング」として、3部作にわたり実写映画化された。姉妹作となる「THE LORD OF THE RINGS: THE WAR OF THE ROHIRRIM(原題)」は、アメリカのニュー・ライン・シネマ社と、ワーナー・ブラザース・アニメーションとがタッグを組み制作。中つ国を舞台に「ロード・オブ・ザ・リング」3部作へとつながる伝説の戦いが描かれ、ヘルム峡谷の要塞にまつわる物語や、伝説の人物にしてローハンの強大な王であるヘルム・ハンマーハンドの人生と、その血塗られた時代が展開される。
これに併せて、ニュー・ライン・シネマ社とワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループは共同声明を発表。「ヘルム峡谷は、映画史上最大級の戦いの舞台となったことでファンに知られていますが、これを手がけた多くのクレイティブ・スタッフと素晴らしい監督である神山健治氏の指揮のもと、新しい視点から切り取ったその歴史をお届けできることに大変興奮しています」とファンにメッセージを贈った。
アニメーション制作は「攻殻機動隊 SAC_2045」「神之塔 -Tower of God-」に携わったSola Entertainmentが担当。配給はワーナー・ブラザース・ピクチャーズが手がける。現在キャストの選考が行われており、日本での配給はまだ未定だ。