偏見にまみれたゲイ否定が少年を怪獣に変える、田亀源五郎も推薦「怪獣になったゲイ」
ミナモトカズキの単行本「怪獣になったゲイ」が、本日6月11日にKADOKAWAのビームコミックスレーベルより刊行された。
「怪獣になったゲイ」はゲイの高校生・安良城貴(あらしろたかし)が主人公。いじめの標的にされながらも、片思いの相手である黒田先生を心の支えに耐え忍んでいた安良城だったが、ある日その黒田先生が、ゲイに対する偏見まみれの言葉を口にしているのを目撃。傷付いた安良城が“ゲイじゃない何かになりたい”と強く願い続けると、彼の頭が怪獣に変わってしまい……。帯には「弟の夫」や「僕らの色彩」で知られる田亀源五郎が、「『この手があったか!』と驚かされた新時代のゲイ・ストーリー。自分で自分が嫌いな人、好きな人、好きでも嫌いでもない人、全ての人に読んでほしい。」とコメントを寄せている。