細野不二彦の短編集2冊同発、初期の単行本未収録作品や「ギャラリーフェイク」外伝も
細野不二彦の短編集「細野不二彦初期短編集 A面」「細野不二彦初期短編集 B面」の2冊が、本日5月28日に同時発売された。
「A面」には昨年末ビッグコミックで発表された、eスポーツを題材に少年少女の交流を描く前後編読み切り「白×墨」を収録。また少年ビッグコミックに掲載された単行本未収録作「ありさ☆ありさ」「マイ・ホームティーチャー」や、少年サンデーに掲載されたデビュー作「恋のプリズナー」、学園のマドンナが男子ラグビー部で奮闘する「みるくちゃんご用心」、デビュー初期のマンガ家生活が垣間見えるショート作「土手物語」といった作品も収められた。さらに描き下ろしの読み切り「ガンモvs.肉丸 in令和」も収録され、単行本の帯には「さすがの猿飛」の魔子が登場している。
一方の「B面」には、発売中のビッグコミック11号にも掲載された、「ギャラリーフェイク」の主人公・フジタの中学生時代を描く外伝「少年フジタの鎌倉事件」を収録。また単行本未収録作として、仲のいい若夫婦を描く「夫婦ぞんざい」、宇宙人と不良少年の交流譚「星に願いを」、謎の美青年による怪奇譚「HOLY NIGHT ー聖夜ー」、エッチで大胆な女子高生2人組による「エリー&エミリー」が収められ、ヤングサンデー(すべて小学館)にて集中連載された「プライズハンターGON」も掲載された。こちらの単行本の帯には「ギャラリーフェイク」のサラが登場している。
そのほか新刊2タイトルの同時発売を記念し、小学館のマンガアプリ・マンガワンでは、明日5月29日より期間限定で「太郎」全巻を配信。この機会にイッキ読みしてみては。