ひうち棚の単行本「急がなくてもよいことを」が、本日5月12日に発売された。
同書は著者のひうち棚が、2009年から2021年にかけて綴った随筆マンガをまとめた1冊。表題作の「急がなくてもよいことを」では、幼い我が子との散歩道での些細なやり取りを切り取っている。そのほか子供の頃に友達と2人だけで映画を観に行った思い出、給食を食べるスピードが遅かった同級生のこと、久しぶりに帰った実家での母親とのやり取り、結婚1年目に夫婦で見た景色のこと、家族で海に行った日のことなど、古いアルバムのページをめくるように楽しめる18編が収められている。