劇場アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」に、新川直司や梅田阿比ら26人の著名人がイラストまたはコメントを寄せた。
新川と梅田のほかには、アニメ「ノーゲーム・ノーライフ」の監督・いしづかあつこ、アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」の監督・タムラコータロー、アニメ「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」の総監督・古田丈司、アニメ「東京喰種トーキョーグール」の監督・森田修平といったアニメ関係者も寄稿。「STEINS;GATE」などで知られる志倉千代丸も参加した。26人全員分のコメントはアニメ公式サイトに掲載されている。
7月22日公開の「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年・チェリーと、コンプレックスを隠すマスク少女・スマイルが、言葉と音楽で距離を縮めていくボーイ・ミーツ・ガールストーリー。監督・脚本・演出をイシグロキョウヘイが務め、チェリー役を市川染五郎、スマイル役を杉咲花が演じる。
いしづかあつこコメント
目に飛び込むのは、街灯に文字通り“星が灯る”鮮麗な世界。
妬ましいほどに美しい!
梅田阿比コメント
郊外のショッピングモールと登場人物たちの、空気感が好きです!
チェリーとスマイルが今どうしているのか、毎年二人のことを思い出しそうです。
志倉千代丸コメント
3回観た。語りたい事は沢山あるけど、とにかく全てのカットが愛しくてハッピー。それでいてメジャーコードなのに泣けてくる。そんな音楽みたい。
タムラコータローコメント
最初に予告を見た時から「わかる!」の連続でした。それは音楽しかり、美術しかり、ファッションしかり。とにかくやりたい事が伝わってくる。イシグロ監督のセンスは同世代の自分の中にある時代の空気感を見事再確認させてくれました。それでいてこの物語はイシグロ監督にしか生み出せないもの。拍手!
古田丈司コメント
甘酸っぱい……そして全体の色彩がとても綺麗で素敵な映画。昔からある表現手法が今風アレンジに昇華されていて、時代を意識しつつ相当計算して作り込まれている!本当に刺激を受けました!
森田修平コメント
“俳句はライム!“イシグロ監督らしく、佐藤大さんらしく、縁遠かった俳句がすっと心に入ってきました。公開おめでとうございます!
劇場アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」
2021年7月22日(木・祝)公開
スタッフ
原作:フライングドッグ
監督・脚本・演出:イシグロキョウヘイ
脚本:佐藤大
キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子
音楽:牛尾憲輔
アニメーション制作:シグナル・エムディ×サブリメイション
配給:松竹
製作:サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
キャスト
市川染五郎、杉咲花、潘めぐみ、花江夏樹、梅原裕一郎、中島愛、諸星すみれ、神谷浩史、坂本真綾、山寺宏一
(c)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会