細田守が監督・脚本・原作を務めるアニメーション映画「竜とそばかすの姫」の“エキストラシンガープロジェクト”が始動した。
7月に公開される「竜とそばかすの姫」は幼い頃に母を事故で亡くし、高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずが、インターネット上の仮想世界“<U>”を知ることから始まる長編アニメーション。すずはベルというアバターで<U>に参加し、秘めてきた歌声によって世界から注目されていく物語だ。“エキストラシンガープロジェクト”は、細田作品として初の試みとなる歌声のエキストラを募集するもので、映画「竜とそばかすの姫」のある重要なシーンで歌姫・ベルの歌声とともに流れることになる。
このプロジェクトを考案したのは、映画「モテキ」やNetflixドラマ「全裸監督」などを手がけ、「竜とそばかすの姫」では音楽監督・音楽を担当する岩崎太整。岩崎は「私たちの生きている現実がとても困難な状況に置かれた今、何かしらの形で世界中の人たちと繋がり、共に作品を作る道はないかと模索していく中で、この方法にたどり着きました」とコメントをしている。併せて募集する歌声のデモ音源も公開に。謎に包まれている歌姫・ベルによるメロディのみの約30秒の音源となっている。詳細は特設ページにて確認を。
岩崎太整(音楽監督・音楽)コメント
私たちの生きている現実がとても困難な状況に置かれた今、何かしらの形で世界中の人たちと繋がり、共に作品を作る道はないかと模索していく中で、この方法にたどり着きました。今回募集させていただく「歌声」は劇中のとても重要な場面で実際に使用されます。超巨大インターネット空間の仮想世界<U>の1人として、是非あなたも「歌声」で作品に参加してみてください。よろしくお願いします。
「竜とそばかすの姫」
2021年夏全国東宝系にて公開
スタッフ
監督・脚本・原作:細田守
企画・制作:スタジオ地図
(c)2021 スタジオ地図