ベルアラートニュース

「賭ケグルイ」シリーズ初参加の藤井流星が現場に興奮「名スポットは全部写真撮った」

河本ほむら・尚村透原作による「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」の完成披露イベントが、本日4月22日に東京・有楽町朝日ホールで行われた。

原作者・河本ほむらの監修によるオリジナルストーリーが紡がれる「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」。ギャンブルの強さで階級が決まる私立百花王学園を舞台に、主人公・蛇喰夢子と、かつて学園に在籍していた最凶最悪のギャンブラー視鬼神真玄のバトルが描かれる。イベントには、夢子役の浜辺美波、鈴井涼太役の高杉真宙、視鬼神役の藤井流星(ジャニーズWEST)、桃喰綺羅莉役の池田エライザ、早乙女芽亜里役の森川葵、監督の英勉が登壇した。

浜辺は2019年公開「映画 賭ケグルイ」以来2年ぶりとなる現場を「楽しみでしかたがなかった」といい、「この現場は面白くて変わった人が多いし、どれだけ変わったことをしても怒られないんです。去年は『賭ケグルイ』が一番の楽しみでした」と語る。続けて高杉が現場を振り返り「今回、僕と森川さんが2人でチャレンジしたことがあります。『賭ケグルイ』らしからぬチャレンジです」とアピールするも、森川は「何をチャレンジしましたっけ?」とぼけて見せ、高杉から「ずるいですよ森川さん!」とツッコまれていた。

「賭ケグルイ」シリーズ初参加の藤井は、ドラマシリーズも映画版も観ていたことから現場では興奮した様子。「そりゃあもう、夢子おる! 会長おる!みたいな感じで、僕1人で“賭ケグルイツアー”をしている気分でした。学園入ってすぐの階段とか、会長の椅子とか名スポットは全部写真撮りました」と満足げな藤井に、池田は「(会長の椅子は)フォトスポットみたいになっていますからね」と応じる。撮影期間中に高杉と食事に行った藤井だが、その食事会が現場で“事件”になっていたことも。藤井は「話を聞いたら実写『賭ケグルイ』シリーズが始まって4年ぐらい経つのに、(高杉は)共演者の誰ともごはんに行ったことがなかったらしくて。現場が『大事件が起きた』ぐらいの騒ぎになりました」と明かす。浜辺も「監督とカメラマンさんが私に教えてくれて『えー!』みたいな」と当時を振り返った。

「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」では、実写版で初めて綺羅莉が賭場に参加するシーンも収められている。池田は「なんなら会長だけ別撮りということもあったので、まずみんなの賭けを近くで見られたことがうれしかったです。また会長ってこれまで歩いてるシーンがそんなになかったので、『会長、歩くの……?どうしよう』と思いました」と心境を語った。

現在Amazon Prime Videoで配信されている芽亜里が主人公のドラマ「賭ケグルイ双(ツイン)」との同時撮影に挑んだ森川。浜辺が「1人だけ進んでるスピード速かったですよ。『もうガソリン満タン?』って思うぐらい(エンジン)をブウブウふかしていて」と現場での様子を紹介すると、森川は「そんなつもりなかったんですけどね……。映像を観てみたらどうやらエンジンふかしすぎていたみたいで、『ああ、ノリにノッてるなあ』と自分でも思いました。ちょっと引いちゃったし、ぶっ飛ばしすぎちゃった」と照れた様子で笑う。高杉が「カッコよかったですよ!」とフォローするも、森川は「若干引いてるでしょ!」と疑いの目を向けた。

今回こだわったポイントについて英監督は「全員に何か新しいことをしてほしいということはお願いしていました。例えば夢子なら、今まで完璧だったのが少し揺らぐ、みたいな」と述べ「でも浜辺は勝手にふざけ出した」と暴露。浜辺は「まあ、『賭ケグルイ』ですからね(笑)。でも1回『(映像が)繋がるかな!?』って怒られましたよね」と述べ、森川も「監督があんなにたじたじしているところ初めて見ました!」と続けざまに語り、英監督を爆笑させた。

「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」は4月29日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」

2021年4月29日(木・祝)にTOHOシネマズ日比谷ほかで全国ロードショー

スタッフ

原作:河本ほむら・尚村透(掲載 月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
監督:英勉
脚本:高野水登、英勉
配給:ギャガ

キャスト

浜辺美波、高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理(乃木坂46)、小野寺晃良、池田エライザ、中村ゆりか、三戸なつめ、矢本悠馬、森川葵

(c)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX
(c)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会