梶裕貴、木村昴ら声優が、LDH JAPANによる総合エンタテインメントプロジェクト「BATTLE OF TOKYO」に参加することが発表された。
「BATTLE OF TOKYO」は、GENERATIONS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEといった、EXILEに憧れて育った“Jr.EXILE世代”の面々が参加するプロジェクト。本日4月18日に開催された「BATTLE OF TOKYO」の記者発表会では、同プロジェクトがアニメやゲームなどさまざまなデジタル、バーチャルコンテンツを展開する「Mixed Reality Enternatinment」として本格始動することが伝えられた。Jr.EXILE総勢38人が自らキャラクターを創造し、アバター化したキャラクターたちが架空の未来都市“超東京”を舞台にバトルを繰り広げる。このプロジェクトのアニメーション制作はCRAFTERが担当。キャラクターデザインはコザキユースケ、メカニカルデザインは出渕裕が手がけることも明かされた。また各キャラクターボイスは声優が務める。本日第1弾としてZERO(白濱亜嵐)を梶裕貴、TEKU(世界)を武内駿輔、PARTE(関口メンディー)を木村昴、LUPUS(川村壱馬)を石川界人、LUCAS(吉野北人)を堀江瞬が演じることが告知された。
6月23日にはJr.EXILEのニューアルバム「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」がリリース。これは2月に発表された小説「BATTLE OF TOKYO Vol.1」の内容を音楽と映像で表現した作品で、MVは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「交響詩篇エウレカセブン」の脚本を手がけた佐藤大、「HiGH&LOW」シリーズの脚本を担当する平沼紀久といった「BATTLE OF TOKYO」のプロジェクトに参加する2人があらすじを制作。映像はアニメーションと実写が交錯し、アニメーションパートにはGENERATIONSのアバター・MAD JESTERS、THE RAMPAGEのアバター・ROWDY SHOGUN、FANTASTICSのアバター・Astro9、BALLISTIK BOYZのアバター・JIGGY BOYZが登場する。
本日の記者発表会では世界のアバター・TEKUの姿が公開。スタジオでモーションキャプチャーシステムを装備したスタッフが動き、TEKUの声を演じる武内駿輔が声を当て、リアルタイムアニメーションを実演した。武内は「アニメーションがいよいよ進化してきたなと。僕自身もライブの熱量や生感を表現できるように心がけていきたいと思います」と発言した。またステージにはCRAFTERの代表・古田彰一氏が登壇。FANTASTICSのメンバーであり、アニメ好きでも知られる世界がリアルタイムアニメーションの開発のキャプチャモデルとしても参加したことについて語り、その際「キャラクターが軽く見えないように質量を感じるようにしてほしい」というリクエストを受け、ブラッシュアップしたという制作秘話を明かした。
またステージに登壇したGENERATIONSの関口メンディーは、自身のアバターであるPARTEのキャラクターボイスを同学年の木村昴が担当したことについて「僕と“タメンディー”なのでうれしいです」とコメント。THE RAMPAGEの川村壱馬は自身のアバターの声を石川界人が担当することについて「豪華すぎて声も出なかったです」と振り返る。また川村は「まだ『BATTLE OF TOKYO』のアニメが始まってないので話が早いかもしれないですが、好きなアニメに自分の分身のLUPUSが出るというコラボレーションができたらという夢があります。『Fate』が好きなので、そこに出てくるサーヴァントのセイバーになって、アルトリア・ペンドラゴンと共演したいです」と夢を口にし、世界も「川澄(綾子)さんね!」とサーヴァントの声を担当する川澄綾子の名を挙げ、「そうです。川澄さん!」とうれしそうに顔を見合わせた。
なお明日4月19日0時には「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」に収録される、GENERATIONSの楽曲「LIBERATION」の配信がスタート。同日7時にはYouTubeでMVが公開される。