Aimerが主題歌担当したアニメ「夜の国」YouTubeで本日公開、諏訪部順一らのコメントも

「夜の国」第1夜より。

りょーちもが監督、Aimerが主題歌を担当するオリジナルアニメプロジェクト「夜の国」の“第1夜”が、本日4月16日23時にYouTubeのAimer公式チャンネルにて公開に。これを記念して、特設サイトがオープンした。

今回の動画公開に併せて、メインキャストであるヨル役の諏訪部順一、第1夜の主人公・千夜役の久野美咲、Aimerからコメントが到着。諏訪部は「自身の経験にも重ねるところがあり心を強く動かされました」と思わず涙したことを告白し、久野は監督と何度も話し合いながら収録が行われたことを明かし「温かい心のキャッチボールをしながら千夜を創り上げることができて、とても幸せな時間でした」と振り返っている。Aimerは「どこまでも温かくて心地いい、忘れたくない夢を見ているような時間でした」と感想を伝えた。なお3人は、第1夜の感想に加え、夜に関するエピソードについてもコメントを寄せている。

またりょーちも監督の描き下ろしイラストと“第1夜”の場面カットも公開。「夜の国」の最新情報は今後、公式Twitter、公式サイトにて発信予定だ。

諏訪部順一(ヨル役)コメント

第1夜収録を終えての感想

第1夜は少女の物語なのですが、自身の経験にも重ねるところがあり心を強く動かされました。完成品を観た時、思わず涙してしまったというのはここだけの話ということで。優しく穏やかな気持ちになりました。

“夜”に関するエピソード

10代の頃はよく深夜にラジオを聴いていました。インターネットなどない時代でしたが、パーソナリティとリスナーとの繋がりが強く感じられる番組も多く。家庭や学校などとは異なる、もうひとつの社会に属しているような感覚があり、とても楽しかったです。

久野美咲(千夜役)コメント

第1夜収録を終えての感想

1番最初に1人での収録で、監督と2人で何度も話し合いしながら丁寧に録っていきました。監督は、私のお芝居を隅から隅まで受け取って、感じたことを真っ直ぐに伝えてくださいました。温かい心のキャッチボールをしながら千夜を創り上げることができて、とても幸せな時間でした

“夜”に関するエピソード

私は夜になると、その日あったことを振り返ります。楽しかったことや、時には悲しいこともありますが、それも全部包み込んでくれるような。そんなゆっくりと時間が流れていく夜が、私は好きです。

Aimerコメント

第1夜を見ての感想

どこまでも温かくて心地いい、忘れたくない夢を見ているような時間でした。「真っ暗な夜はあなたのためにあるのです」ヨルのこの言葉がとても好きです。
一人ひとりの夜が怖くて恐ろしいだけでなく、誰にも侵されない、星を灯す事もできる、大切な闇であってほしいと願います。
自分の心の中にもまだ夜の国が存在してくれるのなら、失くさないようにありたいです。

“夜”に関するエピソード

1日のうちで一番好きな時間帯は、昔からまごうことなく夜です。
日が沈んで辺りが夕闇に飲まれてくると寂しくて、でも落ち着きます。
残酷なところと美しいところを併せ持つ夜が、とても好きです。
わたしは音楽もそんなふうに、自分自身が好きな夜の歌から歌い始めたので、こんな素敵な夜の物語と今音楽を創れるのは、10年活動を続けてきたご褒美のようだと思っています。

オリジナルアニメプロジェクト「夜の国」

第1夜:YouTubeのAimer公式チャンネルにて公開中

スタッフ

監督・デザイン原案・絵コンテ:りょーちも
シナリオ:高久麗
コンセプトアート・カラースクリプト:高原さと
キャラクターデザイン:福田裕也
サブキャラクターデザイン:近岡直
美術監督:青井孝
美術:スマーチル
色彩設計:渡部夏美
撮影監督・編集:清水理央
音響制作:Ai Addiction
音楽:南方裕里衣
制作:studio daisy

キャスト

ヨル:諏訪部順一
千夜:久野美咲
千夜の母:三輪夏紀
千夜の父:手塚ヒロミチ