「スプリガン」「ARMS」などで知られる皆川亮二の短編集「転送者 皆川亮二短編集」が、本日4月12日に発売された。
デビューから30年以上を経た皆川にとって、初の短編集となる同書。20年後の世界から送り込まれて来た男が主人公のバトルアクション「転送者」、皆川初の野球マンガ「ユーキャンドゥーイット?」、戦車を題材にしたサイレントコミック「奪還」、“謎のおばさん”が大活躍する「S.O.L」に加え、「進撃の巨人」の諫山創が原作を手がけた将棋バトルマンガ「the Killing Pawn」の5作品が収められている。また各作品の誕生の裏側について皆川が語る「プレイバック解説」や雑誌掲載時のイラスト、描き下ろしイラストも収録。電子版では雑誌掲載時のカラー原稿やカラーイラストが再現されている。
また本日は皆川がゲッサン(小学館)で連載中の泉福朗原作による「海王ダンテ」12巻も同時発売。明かされるダンテの謎、彼の中にあるモーセとの因縁、そして不穏な動きをするコロンバスと、それぞれの思惑は混じり合い、物語は最終局面へと向かっていく。