羅川真里茂原作によるTVアニメ「ましろのおと」第1話の場面カットが公開された。
4月2日よりMBS、TBS、BS-TBSの「アニメイズム」枠ほかにて順次放送される「ましろのおと」。第1話「寂寞」では津軽三味線の奏者である澤村松吾郎を祖父に持つ少年・澤村雪が、憧れていた祖父の死をきっかけに失った“自分の音”を探すため、あてもなく上京する。トラブルに巻き込まれていたところをキャバクラで働く立樹ユナに助けられた雪は、成り行きからとあるライブの前座で三味線を演奏することになるが……。それぞれの場面カットには三味線を構えた雪、ユナ、彼女の彼氏であるタケト、雪の兄・若菜が描かれた。
また劇中曲に携わった奏者とスタッフからはコメントが到着。津軽三味線監修を務める吉田兄弟の吉田健一は「連載当初からイベントや企画でかかわってきた作品が、アニメ『ましろのおと』として皆さんにお届け出来ることを嬉しく思います」「一曲一曲をゼロから創る作業でしたので、参加メンバーそれぞれに試行錯誤しレコーディングに臨んでおります。どの奏者がどの楽曲を演奏しているのか、想像してアニメを見るのもまた一つの楽しみ方です。エンドロールにもヒントが隠されているかも…? 最後までお見逃しなく!」と語った。
津軽三味線監修:吉田健一(吉田兄弟)コメント
連載当初からイベントや企画でかかわってきた作品が、アニメ「ましろのおと」として皆さんにお届け出来ることを嬉しく思います。
今回の三味線劇伴は若手中心で構成し、アニメキャラクターの年齢に近い大学津軽三味線サークルにも参加してもらいました。
再現というより、一曲一曲をゼロから創る作業でしたので、参加メンバーそれぞれに試行錯誤しレコーディングに臨んでおります。
どの奏者がどの楽曲を演奏しているのか、想像してアニメを見るのもまた一つの楽しみ方です。エンドロールにもヒントが隠されているかも…? 最後までお見逃しなく!
津軽三味線演奏:葛西頼之コメント
地元津軽で生まれ育った者として、日本文化を牽引するアニメ作品に携わる事が出来て、大変嬉しく思います。多くの方々に津軽を周知して頂けると確信しておりますので、お楽しみに!
津軽三味線演奏:柴田雅人コメント
原作者 羅川真里茂先生と初めてお会いして、あのシーンの表現はあなたの事なんですと言っていただいてから9年。ましろのおとアニメ化で実際に津軽三味線の演奏で関わる事が出来て幸せです。
劇伴楽曲プロデュース:早川博隆コメント
劇中の演奏との切り替え、そして物語をよりダイナミックに演出出来るよう、関根・半田、各々得意なピアノや弦のメロディを制作するチームで担当させていただきました。若いチームです!頑張らせていただきました!
TVアニメ「ましろのおと」
放送情報
TBS:2021年4月2日(金)から毎週金曜日26:25~
MBS:2021年4月2日(金)から毎週金曜日26:25~
BS-TBS:2021年4月2日(金)から毎週金曜日27:00~
AT-X:2021年4月8日(木)から毎週木曜日21:30~
配信情報
Amazon Prime Videoにて独占配信
スタッフ
原作:羅川真里茂(講談社「月刊少年マガジン」連載中)
監督:赤城博昭
シリーズ構成:加藤還一
キャラクターデザイン:真島ジロウ
音楽:関根佑樹、半田彬倫
アニメーション制作:シンエイ動画
キャスト
澤村雪:島崎信長
澤村若菜:細谷佳正
澤村梅子:本田貴子
澤村松吾郎:麻生智久
前田朱利:宮本侑芽
山里結:近藤玲奈
矢口海人:岡本信彦
永森雷:鈴木達央
神木清流:梅原裕一郎
田沼総一:畠中祐
田沼舞:三上枝織
梶貴臣:梶裕貴
荒川潮:落合福嗣
山野桜:谷口夢奈
小薮啓子:高柳知葉
大俵ヒロシ:木村匡也
立樹ユナ:逢田梨香子
タケト:柿原徹也
※島崎信長の崎はたつさきが正式表記。
(c)羅川真里茂・講談社/ましろのおと製作委員会