名場面だらけのアニメ「バック・アロウ」梶裕貴らキャストが選んだイチオシのシーンは

左から小澤亜李、洲崎綾、梶裕貴、小野賢章、杉田智和。

アニメ「バック・アロウ」のステージイベントが、去る3月28日にオンラインで開催された「AnimeJapan 2021」内にて行われ、バック・アロウ役の梶裕貴、アタリー・アリエル役の洲崎綾、エルシャ・リーン役の小澤亜李、ビット・ナミタル役の小野賢章、シュウ・ビ役の杉田智和が登壇した。

「バック・アロウ」は監督を谷口悟朗、シリーズ構成・全話脚本を中島かずき、キャラクター原案を大高忍が務めるオリジナルTVアニメ。1月8日よりTOKYO MXほかにて放送中で、4月2日から第2クールがスタートする。第1クールをイッキ見できる一挙配信も、GYAO!、ABEMA、ニコニコ生放送にて実施されている。

MCの吉田尚記が「『バック・アロウ』面白いよね!」と切り出すと、キャスト一同は揃って頷き、梶は「1話の濃度が濃すぎる!」と応酬。ちょうど第1クールの放送が終わったタイミングということもあり、“美少年牧場”などの強いワードに触れながら、これまでの物語を振り返っていく。また「バック・アロウ」をまだ観たことがない人に向けて、作品概要や各キャラクターの信念、印象などをキャストそれぞれが紹介。小野は「(この作品は)ビット次第だから」と谷口監督に言われ、プレッシャーを感じたことなどを明かしながらも、「始まってみれば、いい意味で好き勝手にやらせてもらっている」と役を楽しんでいると話した。

次のコーナーでは、公式サイトでスタートした第1クールの名場面投票企画に合わせ、キャストが選んだお気に入りシーンを発表。梶は第1話よりバック・アロウが自分の名前を決めるシーン「俺の名は」、杉田は第7話の「グランエッジャ軍師管理大元帥ビット・ナミタルによる、ブライハイト命名式」、洲崎は第9話の「ビットの存在価値を問われ、黙り込むソーラ」、小野は第11話の「カイにとどめをささなかった理由」、小澤は第12話の「合体するギガンとレップウ」を選び、その理由や魅力に感じた部分を語る。

イベントではキービジュアル第4弾と、新たなPVも解禁に。第2クールのオープニングテーマを藍井エイル、エンディングテーマをFLOWが担当すること、6月23日に田中公平が手がけた「バック・アロウ」のサウンドトラックがリリースされることも告知された。最後の挨拶で、梶が「想像していた100倍、時間が足りませんでした」と時間がなくなってしまったことを残念がると、吉田も「『バック・アロウ』は観てから人と話したくなるタイプのアニメですよね」と反応。梶は2クール目も「最高のエンターテインメントをお届けできる」と期待を煽り、イベントを締めくくった。

(c)谷口悟朗中島かずき・ANIPLEX/バック・アロウ製作委員会