「FGO」キャメロット配信に西川貴教登場、川澄綾子の好きなおにぎりの具を答える

「Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-」特別番組のステージで撮影した写真。左から司会、島崎信長、高橋李依、川澄綾子、西川貴教、安元洋貴。

「Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-」特別番組が、本日3月27日にオンラインで開催された「AnimeJapan 2021」内にて行われ、藤丸立香役の島崎信長、マシュ・キリエライト役の高橋李依、獅子王役の川澄綾子、アグラヴェイン役の安元洋貴が登壇した。

「前編 Wandering; Agateram」が昨年12月に公開され、「後編 Paladin; Agateram」のロードショーを5月8日に控える「劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-」。安元はアグラヴェインを演じた感想を求められると、「後編が公開されていないため言えないこともある」としつつ、「悪そうに見えました」と意味深な回答。島崎は「アグラヴェインの内面と安元さんの内面を知ってれば知っているほど、ぴったりだなって思う部分がある」と語った。

安元は「FGO」に関して「勉強しましたよ」と語り出す。アグラヴェインは、原作となるスマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」に登場していたものの、声が当てられるのは「劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-」が初。2020年3月にアグラヴェイン役のキャストとして安元が発表されると、大きな話題をさらった。「Twitterのトレンドに『安元洋貴』とあって『俺何した?』って思ったら、アグラヴェインのキャスト発表があって。『こんなに大事(おおごと)なの!?』と。知らなすぎるから学ばねばと自分でも勉強しましたし、信長と高橋さんが収録の現場で残っていたときにずーっと『これはこうで合ってる?』って話を聞いて。信長に至っては、前編を一緒に観に行きました」と、全世界で5900万ダウンロードを突破しているファンの多いコンテンツと向き合ったことを明かした。

続いて、「真の忠臣は誰だ?! 我が王の御心を読め!」コーナーへ。さまざまな質問に対する川澄の回答を一番数多く当てられたキャストが、川澄の“御心”を一番理解している“真の忠臣”として川澄からお褒めの言葉を賜われるというルールに、島崎は「リアル円卓(の騎士)でやったら血が流れる」と断言した。最初の質問は「自分がサーヴァントになったらこのクラス!」。高橋は「セイバー」、安元は「バーサーカー」、島崎は「アーチャー」とそれぞれ川澄の心を読むも、ずっと魔術に憧れているという川澄の答えは「キャスター」で全員不正解だった。ここで、「AnimeJapan 2021」の公式アンバサダー・西川貴教がこの「Fate/Grand Order」ブースに登場。「我が王の御心を読め!」コーナーへ参加した。

次の質問は「おにぎりの具と言えばこれ!」。川澄からヒントを引き出したり、西川の大胸筋の厚さに驚いたりと和やかなトークをしつつ、島崎は「むね肉」、高橋は「塩」、安元は「いくら」、西川は「のりのつくだに」とフリップに記入する。川澄の答えは「いくら」で、見事安元が正解。その後も「もしもペットを飼うならこれ!」「春の楽しみといえばこれ!」「劇場版キャメロットの魅力はここだ!」といった質問にそれぞれ回答していき、最終的には島崎が“真の忠臣”に。大きなガッツポーズを決めた島崎は、膝をついて“我が王”こと川澄から「卿の活躍、すばらしかったぞ」という言葉を賜り、「ありがたき幸せ」と感無量な様子だった。

イベントの終盤で川澄は「アフレコは随分前だけど昨日のことのように思い出すし、獅子王を演じられてよかったです。いろいろなアルトリアを今まで演じてきましたが、獅子王役というのは私にとっても特別で緊張感のある挑戦でした。劇場のスクリーンで観られるのはうれしく思います」「最後に宮野(真守)さんの歌がエンディングで流れるんですが、席を立たずに、最後の最後の余韻まで浸っていただきたいなと思います」と視聴者に語りかける。高橋は「(原作となった『FGO』第1部の)6章は、マシュにとっても大切な章。それを演じるのはとても難しかった……」と話しながら涙ぐむ一幕も。声を詰まらせて「(思いを)込めました!」と断言し、「受け取ってください」と思いを伝えた。

「劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin; Agateram」

2021年5月8日(土)公開

スタッフ

原作:奈須きのこ/TYPE-MOON
リードキャラクターデザイナー:武内崇
監督:荒井和人
構成:小太刀右京
脚本:小太刀右京、荒井和人
キャラクターデザイン:細居美恵子、黄瀬和哉、温泉中也
サブキャラクターデザイン:乘田拓茂、山本彩、原由知
総作画監督:椛島洋介
音楽:芳賀敬太、深澤秀行
音響監督:明田川仁
アニメーション制作:Production I.G

キャスト

ベディヴィエール:宮野真守
藤丸立香:島崎信長
マシュ・キリエライト:高橋李依
レオナルド・ダ・ヴィンチ:坂本真綾
獅子王:川澄綾子
ガウェイン:水島大宙
モードレッド:沢城みゆき
ランスロット:置鮎龍太郎
トリスタン:内山昂輝
アグラヴェイン:安元洋貴
オジマンディアス:子安武人
ニトクリス:田中美海
玄奘三蔵:小松未可子
呪腕のハサン:稲田徹
静謐のハサン:千本木彩花
ロマニ・アーキマン:鈴村健一

※島崎信長の崎はたつさきが正式表記。

(c)TYPE-MOON / FGO6 ANIME PROJECT