「映画ヒープリ」完成披露、悠木碧「やっと全員揃って皆さんの前に立てた」

2021年3月14日2021年3月14日 editor

上段左から河野ひより、依田菜津、悠木碧、藤田ニコル、ファイルーズあい、三森すずこ。下段左からキュアドリーム、キュアグレース、キュアサマー。

「映画ヒーリングっど▼プリキュアゆめのまちでキュン！っとGoGo!大変身!!」の完成披露舞台挨拶が、本日3月14日に東京・丸の内TOEIで行われた。

3月20日に全国公開される「映画ヒーリングっど▼プリキュアゆめのまちでキュン！っとGoGo!大変身!!」は、“ゆめペンダント”というアイテムの力で、心に描いた夢を現実に映し出すことができる“ゆめアール”体験をめぐる物語。この日の舞台挨拶には「ヒーリングっど▼プリキュア」より、キュアグレース／花寺のどか役の悠木碧、キュアフォンテーヌ／沢泉ちゆ役の依田菜津、キュアスパークル／平光ひなた役の河野ひより、キュアアース／風鈴アスミ役の三森すずこ、「トロピカル～ジュ！プリキュア」よりキュアサマー／夏海まなつ役のファイルーズあいらが出席した。

コロナ禍のため観客を入れてのイベントが開催できず、この日「ヒープリ」として初めてファンの前に姿を見せたという登壇者たち。悠木は「やっと全員揃って、皆さんの前に立てたなって気持ちでいっぱいです。お顔をお見せするタイミングがあってよかった！」と笑顔を浮かべる。また依田と河野も「皆さんのお顔を拝見してぐっと来ました。とてもうれしいです」「1年間応援してくださった皆さんが、ニコニコされてる様子が見れてが幸せです」と続ける。そして三森は「（アスミの）銀幕デビューにようこそ！（笑） 1年間、ファンの皆さんがどんな笑顔で見てくださってるのかなって想像してました。やっとお会いできてうれしく思います！」と登壇を喜んだ。

本作の見どころについて聞かれた悠木は「見どころしかないですけど、我々的にはパートナーフォーム。カグヤグレースフォームも出てきますし、TVシリーズが終わってもまだまだ躍進していくヒープリが見どころです」とコメント。さらに三森が「アースの見どころはパートナーフォームですね。プリキュアとパートナーであるヒーリングアニマルとの絆がギュッと詰まったコスチュームなので、見逃さないでほしいです」と続けた。

一方、去る2月28日に放送開始された「トロプリ」に出演中のファイルーズは、「ヒープリ」の最終話にも参加。そのときの収録を振り返り「皆さん和気あいあいとされていて。トロプリチームも1年後こうなっていたいと思いましたし、私も頼もしい座長になれるよう、サマーと一緒に成長していきたいなと思いました」と意気込みを語る。また同時上映される短編「映画トロピカル～ジュ！プリキュアプチとびこめ！コラボ▽ダンスパーティ！」について、「短い尺の中にぎゅっと『トロプリ』の魅力が詰め込まれてます。演者も台本をめくる暇がないくらい話がどんどん進んでいくので、そのドタバタ感を楽しんでもらえたら。あとキュアサマーは明るくて元気な子ですけど、顔がすごいことになってるので（笑）。そこにも注目してほしいです」とアピールした。

本作には2007年から2009年にかけて放送されたシリーズ第4弾「Yes!プリキュア5」、第5弾「Yes!プリキュア5GoGo!」のプリキュアが登場することも話題に。当時リアルタイムで観ていたという河野は、台本をもらったときにこの事実を知って大号泣したと明かし「またみんなの姿が見られるだけでもうれしいのに、今の東京にいるところを見られたのが感無量で。ヒープリでよかった！」と熱い思いを語る。そんな河野に、悠木は「（河野に）5のよさを教えてもらいました（笑）。ガチのオタクだなあって」とコメント。また同じくファンだったという依田も「親の声より聞いた5の先輩たち……（笑）。収録を直接聞かせていただいて、倒れそうになるぐらい感激しました」と語った。

さらに舞台挨拶では、心に思い浮かべた夢を映し出せる劇中アイテム“ゆめペンダント”をキャスト陣が使用する場面も。「みんなの心にゆめアール」という掛け声で会場が暗転すると、本人役としてゲスト出演した藤田ニコルがサプライズ登壇した。藤田は本人役での出演について「いつも自分が出演しているTGC（東京ガールズコレクション）にプリキュアちゃんたちが登場するのは不思議な感覚で楽しかったです」と述べ、「私もプリキュア5の世代ですが、お子さんだけでなく、昔からプリキュアを観ていた人たちにも観てほしいです」と続けた。

最後、悠木が「今思えば『映画プリキュアミラクルリープみんなとの不思議な1日』から、ほかのシリーズのプリキュアたちにたくさん助けてもらったのがヒープリだったんだなって思います。たくさんの人の愛情を受けて、皆さんに届けられるのをうれしく思います。それはこの機会だからこそ叶ったことなのかもしれません。夢と希望がたくさん詰まった作品ですので、ぜひ元気をもらっていただけたら」と語り、イベントを締めくくった。